ゆきのよあけ (絵本・こどものひろば)

  • 童心社
3.63
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本棚登録 : 94
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494002689

作品紹介・あらすじ

のうさぎの子は、しにものぐるいでゆきをけります。ゆきをけって、けって、けりあげます。いきのつづくかぎりゆきをけり、まえへ、まえへととびだしてゆきます。あしをとめたそのときが、のうさぎの子のいのちのおわりなのです。

感想・レビュー・書評

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  • 「それは、いきる よろこびの ばくはつです」

    野うさぎが足を止めるときは、命が止まるとき。自然の中に生きる野うさぎの生きる強さがじわり、じわりと、伝わってきました。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ゆきのよあけ #いまむらあしこ #あべ弘士 #童心社

  • 今村葦子さんの文だけでも十分味わえますが、あべ弘士さんの絵がさらに迫力を与えてくれています。
    途中までは暗く、恐ろしい感じですが、最後は希望と元気がわいてくるようです。

    小さい子どもと一緒に読みたいです。

  • 5歳にはまだ難しかったようです、読後に説明。鬼ごっこじゃないんだよ、いのちを狙われていたんだよ

    「なんかね敵がこわかった。雪が降っていたのがきれいだった。ウサギがかわいかった。鬼ごっこみたいなもんかと思ったら、ウサギたべられそうだったの?
    ウサギ立ち上がってたのがかわいかった」

  • ウサギは生きるために毛づくろいをし、走り続ける!止まったら最後、

    自然界の営みをドラマティックに伝える絵本作品

  • さむい北の大地でたくましく生きる、ひとりぼっちの のうさぎの子ども。
     そこでは、いのちをかけた どうぶつたちのたたかいがくりひろげられる。
     よるがあけたときのうつくしさは、生きるよろこびをかんじます。

  • 「のうさぎの子は、しにものぐるいでゆきをけります。ゆきをけって、けって、けりあげます。いきのつづくかぎりゆきをけり、まえへ、まえへととびだしてゆきます。あしをとめたそのときが、のうさぎの子のいのちのおわりなのです。」

    「のうさぎの子は、耳をぴん!とたてました。血がたぎり、からだじゅうにちからがみなぎっています。つよいよろこびがこみあげてきます。とん!とん!うしろあしでおもいっきりつよく、ゆきをたたきます。とん!とん!とん!それはいきるよろこびのばくはつです。」

    終わり方いいねぇ!うさぎの姿も!
    自然の厳しさを感じる本。
    「うさぎ=かわいい、のんびり」と、ファンタジーや赤ちゃん絵本で子どもは持っているかもしれないな。
    子どもに読んだことはないので、どんな反応なのだろう。
    全体的にブルーで、あまり見やすい絵本ではない。ので、☆4

  • 5年生
    6年生

  • 美しい表現と悲しく切なさがあるけれど、命と生きる喜びが伝わってくる。手元に置きたい、そのうち買おうと思う絵本です。

  • 山に生きる生き物の厳しさ、力強さを感じる絵本。

    お母さんがいなくなり、1匹で生きる野うさぎの子を、キツネやフクロウが襲います。

    最後は希望のある終わり方で明るい気持ちになります。

  • 夏にかあさんと別れたうさぎの子どもが、真っ白なゆきの中でキツネと、更に空からフクロウにねらわれ、ゆきの野原を逃げ走ります。ドキドキして読み進んでいきました〜

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