- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494002689
作品紹介・あらすじ
のうさぎの子は、しにものぐるいでゆきをけります。ゆきをけって、けって、けりあげます。いきのつづくかぎりゆきをけり、まえへ、まえへととびだしてゆきます。あしをとめたそのときが、のうさぎの子のいのちのおわりなのです。
感想・レビュー・書評
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「それは、いきる よろこびの ばくはつです」
野うさぎが足を止めるときは、命が止まるとき。自然の中に生きる野うさぎの生きる強さがじわり、じわりと、伝わってきました。(9分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ゆきのよあけ #いまむらあしこ #あべ弘士 #童心社詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今村葦子さんの文だけでも十分味わえますが、あべ弘士さんの絵がさらに迫力を与えてくれています。
途中までは暗く、恐ろしい感じですが、最後は希望と元気がわいてくるようです。
小さい子どもと一緒に読みたいです。 -
ウサギは生きるために毛づくろいをし、走り続ける!止まったら最後、
自然界の営みをドラマティックに伝える絵本作品 -
さむい北の大地でたくましく生きる、ひとりぼっちの のうさぎの子ども。
そこでは、いのちをかけた どうぶつたちのたたかいがくりひろげられる。
よるがあけたときのうつくしさは、生きるよろこびをかんじます。 -
「のうさぎの子は、しにものぐるいでゆきをけります。ゆきをけって、けって、けりあげます。いきのつづくかぎりゆきをけり、まえへ、まえへととびだしてゆきます。あしをとめたそのときが、のうさぎの子のいのちのおわりなのです。」
「のうさぎの子は、耳をぴん!とたてました。血がたぎり、からだじゅうにちからがみなぎっています。つよいよろこびがこみあげてきます。とん!とん!うしろあしでおもいっきりつよく、ゆきをたたきます。とん!とん!とん!それはいきるよろこびのばくはつです。」
終わり方いいねぇ!うさぎの姿も!
自然の厳しさを感じる本。
「うさぎ=かわいい、のんびり」と、ファンタジーや赤ちゃん絵本で子どもは持っているかもしれないな。
子どもに読んだことはないので、どんな反応なのだろう。
全体的にブルーで、あまり見やすい絵本ではない。ので、☆4 -
5年生
6年生 -
美しい表現と悲しく切なさがあるけれど、命と生きる喜びが伝わってくる。手元に置きたい、そのうち買おうと思う絵本です。
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夏にかあさんと別れたうさぎの子どもが、真っ白なゆきの中でキツネと、更に空からフクロウにねらわれ、ゆきの野原を逃げ走ります。ドキドキして読み進んでいきました〜