- Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494007400
感想・レビュー・書評
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絵が とても好き。お話も、とても良いです!
ダニエルおじいさんの家でくらすことになったこねこは「ふうっ」とおこってばかりいるので、フーシカという名前がつきました。
おじいさんの家には、いろんな動物のなかまがいます。意地っ張りで、おこりんぼうのフーシカはみんなとなかなか友だちになれません。でも本当は、一人ぼっちはつまんない。ものおきのお人形をひっぱって、自分のはこのなかで、いっしょにいる、さみしがりなこねこなのです。なのに、
「ぼくは、だれかの家のねこにはならない。だれかにせわをしてもらうわけじゃない。ぼくはただ ここが気にいったから、ここにすむことにするんだ。」と、こんなことを言っています。
、、、でも私、このツンデレなフーシカが、とってもかわいいのです!
おじいさんのぐあいが悪くなったときは、お人形をおじいさんにあげて、自分もそのよこでそばにいてあげました。 おじいさんのぐあいが良くなって、はじめて みんなとスープを飲んだときは、「ぼくは、だれかの家のねこにはならない。だれかにせわをしてもらうわけじゃない。ぼくはただ、みんなといっしょにたべるのがたのしいから、気がむいたときには、そうするんだ。」こんなことを言っています。意地っ張りが、かわいいですね!
みんなと、たのしい音楽の時間をすごしたあと、フーシカはかんがえました。
「ぼくは、だれかの家のねこにはならない。だれかにせわをしてもらうわけじゃない。ただ、ぼくはダニエルじいさんがだーいすきだから…だから、気がむいたときには、家にはいって、ちょっとのあいだなでてもらうんだ……そうなんだ。ぼくは……」そして、まもなく、フーシカはぐっすりねむってしまいました。
、、、おじいさんが、やさしくて、とてもいい。なかまの動物たちも、いいヤツばかり。読み終えて、とてもあったかい気持ちになれた。読めて良かったです。プレゼント用に、考えています。でも、自分のも、この絵本、欲しいな。図書館で借りました。
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強がり子猫が優しいおじいさんの元で心を少しずつ開いていき、いずれは立派なツンデレになりそうなお話。
北風と太陽の太陽に通じるようなおじいさんのキャラクターやその他の動物たちもステキでほのぼの。
ツンデレネコもかわいい! -
本当は寂しいのに素直に入れてとなかなか言えない子、いっぱいいますよね。こねこのフーシカもそうです。でもおじいさんは無理強いせず、気長にフーシカを優しく見守ります。
子育てやお友達関係に置き換えてみると、私はおじいさんみたいに待ててないな〜。 -
おこりんぼで臆病のフーシカがちっちゃな自分と重なって、胸がチクチクするんだ。
誰かに心をゆるすって、怖いことで。
近づかなければ、たとえ寂しくたって傷つくことはないわけで。
だけどだけどって、心が葛藤する。 -
気まぐれでへそまがり・・・
でも、かわいいんだよね~!!!
絵本らしいえほんだと思います。 -
☆捨て猫だった子猫に「フーシカ」と名前を付け、大事に育ててくれてるおじいさんに
いつまでも心を開こうとしないフーシカ。他の動物たちが楽しそうにおじいさんと踊ってるのを見て…
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素直になれない子猫と優しいおじいさんの温かい交流を描いたお話。<br>
だんだんと心を開いていくフーシカがとっても可愛いです。 -
以前から題名は聞いたことがあるフーシカでしたがこの生意気な子猫も、ほんとは優しいさびしがりやさんだな。ダニエルじいさんに出会えてよかったね。
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猫好きの娘が選んだ絵本。絵が素敵です。
登場してくる動物たちやおじいさんがそれぞれ良い。