まいごのどんぐり (絵本・こどものひろば)

著者 :
  • 童心社
4.21
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  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 536
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494009008

作品紹介・あらすじ

ぼくはどんぐり。コウくんのどんぐりです。コウくんのカバンの中は、どんぐりがいっぱい。ぼくは、コウくんがだいすきです。ところがある日、コウくんのぎゅうぎゅうづめのカバンから、落っこちてしまいました。コウくんは、一生懸命ぼくをさがしてくれたのですが…。大切な気持ちに気づかせてくれる、心あたたまる絵本。

感想・レビュー・書評

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  • ラストがあったかくて泣きそうになる

  • ひええ。絵本でこんな感動的な展開だとは。5歳の娘は「へー」っていう平凡な感想だったけど私はどんぐりと男の子の運命に心を打たれました。

  • どんぐりのケーキがいなくなってしまったとき、コウくんが見つけられなくて、ケーキが泣いちゃったのがさびしかった。ケーキが木になったときに、コウくんがケーキに気づいてくれたのがうれしかったし、ケーキがどんぐりを落としたのもよかった。ケーキがおしりを上にして、見つけてもらうのにがんばっているのがよかった。(小3)

  • この絵本で松成真理子さんをはじめて知った。
    四季の色づかいが鮮やかでとても綺麗。

  • 2019年度 
    コウくんとケーキという名のどんぐりの心温まる絵本です。
    コウくんの成長、ケーキとの絆、季節の移り変わりなどが、綺麗な絵と共に読み進めていくうちに、年月を経ても変わらない二人の絆が伝わってくるステキなお話です。
    静かによく聞いてくれてました。
    また来年 秋になってどんぐりを見た時に、このお話を
    思い出してもらえたら嬉しいです。
    2018年度 5年生
    幼い感じの絵本に見えるけれど、月日がたってどんぐりが大きな木に、そして主人公の少年も成長して…というほのぼのしたとてもいいお話です。
    昔、英語の教科書に載っていた「大きな木」を思い出しました。
    2017年度 6年生
    小さな男の子とどんぐりの心の交流を描いた絵本です。
    ケーキと書かれたこうくんのどんぐり。
    いつも一緒に遊んでいましたが、ある日ケーキが迷子になります。
    何日も探しましたが見つかりません。
    時は流れケーキも立派な木に成長します。
    こうくんの成長を見守り続けるケーキ。
    最後に成長したこうくんがケーキと再会します。
    ケーキがこうくんを思う気持ちに感動します。
    こうくんとケーキの心温まるお話しに聞きいってくれました。

  • どんぐりが1本の木に育つのに何年かかるのかな?この絵本はそれを感じさせる。もっと何か別の流れになることを考えることもできたかなぁとも思うけど今はまだわかりません。

  • 2022.10.28 3-3

  • 6年生

  • 元気いっぱいの絵。
    コウくんと「ケーキ」と名づけられたドングリの楽しいお話かと思いきや…

    どんな状況でも、どこにいてもコウくんを見まもり続けるドングリと、幼い頃大切にしていたものをけして忘れることのなかったコウくんの、あたたかくて感動的な物語でした。
    胸いっぱいになりました。

    もしも、この先、私が大切にしている人たちに「あんなにしてあげたのに」と思うことがあったら、このドングリのことを思い出そうと思いました。

  • コウくんが大好きだったどんぐりと離れてしまった所が切なくなった。大きくなってコウくんは忘れてしまったと思っていたのに思い出した所が感動した。絵が全体的に綺麗。

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著者プロフィール

松成真理子(まつなり まりこ) 1959年大分生まれ。絵本に『まいごのどんぐり』(児童文芸新人賞受賞)『じいじのさくら山』『たなばたまつり』『きんぎょすくいめいじん』『せいちゃん』(ひさかたチャイルド)『みずたまり』(森山京 作)『さくらの谷』(富安陽子 文)などがある。

「2020年 『ランカ にほんにやってきたおんなのこ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松成真理子の作品

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