ホシコ: 星をもつ馬 (ことばのおくりもの)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 25
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494021369

作品紹介・あらすじ

戦争が終った。人間は帰ってきたが、中国大陸へやられたたくさんの馬たちは、ただの一頭も帰ってこなかった。

感想・レビュー・書評

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  • 烏兎の庭 第三部 雑評 5.10.08
    http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/bunsho/sapporo.html

  • 日中戦争に向かう時代の、農村での少年(後に徴兵)と馬(後に徴用)の交流を描き、戦争反対のメッセージを伝える内容。農村部で戦争を見てきた著者が、戦後に伝えたかったことをこの物語に託している。戦争や平和への向き合い方が、戦争とどこで向き合ったか、肉親を失う経験をしたかどうかで変わってくるんだという気付きがあった。

  • 2009/09/01読了

    戦争の話はやっぱり痛いわ。
    コウとホシコの絆は絶対だったはずだよ。

  • 加藤多一さんの最新刊。馬と人の関係が見直されている今、馬の描かれ方がすごく新鮮ある。『馬を洗って…』の出版から11年、やり場のない怒りは解き放たれた。著者のメッセージはさらに前向きなものとなった。大人向けに書かれた本であるが、幼い読者は幼いなりに自然体で共感できる書である。か@FPの会は小学校低学年の娘たちとともに読んだ。

  • 『馬を洗って…』の著者による、もうひとつの馬と少年、そして戦争の物語です。<br><br>静かな語り口で、馬の躍動や少年のときめき、著者の戦争への怒りを綴っています。<br><br>
    絵本と単行本の中間のような体裁で、たくさんの抽象画が、物語の印象をより奥深くしています。

  • 大人のための絵本。
    戦争が終わった。
    中国大陸へやられた たくさんの馬たち ただの一頭も帰ってこなかった。

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