ふたごの魔法つかいと夢じかん (フォア文庫 A 95)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494027095

感想・レビュー・書評

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  • 小学生低学年くらい対象の児童書かな。
    そのくらいで読んだら楽しいかも?

  • 塾通いに疲れた女の子陽子の元にデデブが現れ、陽子の楽しかった幼稚園時代の記憶の海へと連れて行ってくれる。

    ふたごの魔法つかいの3冊目。
    2冊目を読んでいないので1冊目のあと双子の魔法つかいがどうなったのか分らないけれど、人間の登場人物は毎回変わるようだ。
    それならタイトルのふたごの魔法使いも納得。
    でも、1冊目で花や草を生やしていた魔法はどうなったのだろう。
    それしか使えないことになっていたような。
    やっぱり2冊目で明らかになっていたのかな。

    過去の楽しかった記憶の中にもぐり込める夢じかん。
    現実にはあり得ない船での友達との冒険。
    ファンタジックで楽しそう。

    過去の楽しかった記憶でリフレッシュさせようとするデデブと、過去は戻らないのだからデデブが用意したものも所詮は偽物というネネブ。
    過去にとらわれ現在から逃げるなら問題はあるけれど、過去を振り返ることはあってもいい。
    どちらが間違えてるとは言えない、立場の違いによって対立する2人の魔法使いが毎回の主軸なのだろうか。

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。『はらがへったら じゃんけんぽん』で第4回日本児童文学者協会新人賞受賞。「ふたごの魔法使い」シリーズ(童心社・フォア文庫)、「マリア探偵社」シリーズ(理論社・フォア文庫)、「おほほプリンセス」シリーズ(ポプラ社)、絵本「のんびり森」シリーズ(岩崎書店)など著作は多数。児童文学のほかに漫画原作や演劇脚本の仕事も手がける。絵本近著に『びっくりゆうえんち』(絵:コマヤスカン/教育画劇)。

「2017年 『はやくちことばで おでんもおんせん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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