シェーラひめのぼうけん海の王冠 (フォア文庫 B 216)

著者 :
  • 童心社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494027477

感想・レビュー・書評

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  • うわあ、なんてびっくりな展開。
    ハイルって、ハイルって!
    出生もそうだけど、その決意は、本当に素晴しくて、胸が熱くなって、涙が出てしまった。
    立派な子だね。
    無邪気に人間を信じてくれるアイシャちゃん。
    彼女が悲しむような展開にはならないと信じていても、ドキドキしてしまう。

    そして、あの少年は、そうなんだよね。
    シェーラが、彼を抱きしめて言った言葉も、胸に刺さる言葉だった。
    最後には、サウードもいい魔法使いになると信じよう。

  • シェーラひめのぼうけん第6巻。人魚の国「海のバラ」の姫アイシャは、行方不明の兄を探すため地上に出てきた。商人に捕われていたアイシャをシェーラたちが助け事情を聞いた所、ハイルはアイシャに親近感を持ち――。ハイルに故郷が、家族が出来て良かった!これまでの人生を悲観せず幸福と表現してるのもグッときました。"夢みてる男の子"…きっとサウードでしょうね。彼が眠っている間だけ、二重人格のような形で行動しているのが大変気になる。次の『ガラスの子馬』で明かされるようなので、早く読みたい☆

  • ようやくハイルの出生が明らかに。「故郷ってのは"いつかかえるところ"のことだろう?」そう呼べる場所がきちんとあって本当に良かった。そしてこれからも一緒に旅をしてくれるのも嬉しい限り。

  • シェーラひめのぼうけんシリーズ6

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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