紙芝居 ふるやのもり (紙芝居 むかしばなし名作選)

著者 :
  • 童心社
5.00
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494074747

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 絵本もあるし素話もあるのだが、こちらの紙芝居もかなりの面白さ。
    絵は素朴な民話の味わいを残し、オオカミが走る場面の迫力もあり、山の動物たちの可愛らしさもあり。誰もが知る民話を、更に親しみやすくしている。
    12枚。約8分。幼児から高齢者まで喜ばれそう。
    素話と違い、「梁(はり)」は登場しない。
    素話はいつも最初にその説明をするのだが、こちらは不要なので助かる。

    ただし、相当な練習も必要かと。
    始めの、おじいさんとおばあさんの会話はのどかな雰囲気で良いが、オオカミが走り出す場面からはテンポよく生き生きと。
    せっかくの動きのある画面構成が、台無しにならないようにしなくちゃ。
    お話の最後には、最初のタイトル場面に戻すようにと裏側に指示されているのが珍しい。
    通常は戻さないのよね。ただ、幕紙をサッと入れて「おしまい」と言うだけ。
    この部分も含めて、よく練習して臨もう。

    「ふるやのもり」というと、アニメ日本昔話の市原悦子さんの声を思い出してしまう。
    そして、どれほど練習しても足元にも及ばない自分にうなだれてしまう。。

  • 音の響きのよい紙芝居。

  • 2018.10 3-1

  • 【12場面/6′30″ 幼児〜】民話。雨/おおかみ/どろぼう/さる
    さるの顔が赤く尻尾が短いわけ。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

水谷章三 1934年、北海道に生まれる。人形劇団「プーク」を経て「太郎座」へ。瀬川拓男、松谷みよ子氏の民話運動と出会う。作品に『ふうふうぽんぽんぽん』『きょうも星パン』(童心社)、『うそっこき』(国土社)、『ぐつとおしょうさん』『くじらとなまこ』(世界文化社)、紙芝居に『いっきゅうさん』『りょうかんさん』(鈴木出版)、『じごくけんぶつ』『てつだいねこ』(童心社)など多数。

「2013年 『花咲き山 第3期』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水谷章三の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×