誰にでもできる「セミナー講師」になって稼ぐ法 (DO BOOKS)
- 同文舘出版 (2006年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784495571412
感想・レビュー・書評
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2018年40冊目
今でこそ23冊もの本を出版し、著者になりたい方に出版スクールを提供している松尾昭仁さん。
そんな松尾さんの最初の著書です。
松尾さんがどうやってセミナー講師の道を切り開いたのか?
最初にセミナーを開催した時、苦労した点、工夫した点の紹介から、じゃあいざセミナーを開催する場合はどうしたら良いかという事を教えてくれます。
今から12年前の著作ですが、セミナー開催するにあたりのセオリーですので、十分役に立つ本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
①プロの話し方は?
・水を飲みながらやる
・結論先
・お笑いDVDを参考にする
・参加者をほめる
・専門用語使用禁止
・一人ずつ目を合わせる
・50%知っていて、50%知らないことを話す
・事例を多用する
・ハロー効果
・最後の決めセリフ「元気を頂きました」
②プロの舞台の作り方は?
・会場を寒くする
・シュミレーション
・デリバリー弁当やコーヒーは会場で確認
・アンケートと引き換えにプレゼント
③プロの集客法は?
・友人、親類に依頼して意地でも埋める
・メルマガなどSNS全部使う
・友人二人まで無料
・返金保証
④気づき
・まず自分の棚卸から行う⇒プロフィール
・まず初めて見る
・出し惜しみしない
・講演写真を撮る
・DVDにする
・出口を準備しておく -
現在セミナー講師として動いているので
使えるところがある。 -
講師・主催者としてセミナーを開催することについて、また、実際にセミナーを開くための手順などが掲載されています。
参加者でなく主催者側の目線でどのような点に気を使っているかがわかり、面白い内容でした。
ただ、読んだところでは、よくある「~する方法」といった類の本と同系統であることに変わりは無いと思いました。 -
著者は駒沢大学卒業後、総合人材サービス企業に入社。営業部において企画営業を担当。その後、ネクストサービス㈱を設立し代表取締役を務める。最近では、そのセミナー活動を活かし、「セミナープロデューサー」として、セミナー講師や主催者を志望する起業家を支援する活動に力を注いでいる。
本書が刊行される一年程前までは、著者は「セミナーは受ける立場で、お金を払って聞くもの」であった。しかし、今では「セミナーを主催する立場」であり
「お金をもらい講師として話す側」となっている。
著者が、たった半年という短い期間でどのようにセミナー講師になり、自らセミナーを企画・運営・主催してビジネスとして利益を上げることことができるようになったかということを実体験を基に記している。
以下に書かれている10の項目をひとつひとつ実践していくことにより「人気セミナー講師と儲かる主者」になることを目的としている。
①超・短期間でセミナー講師になる法
②私がセミナー講師になれた理由
③セミナー講師への道
④セミナーは利益率80%のビジネスモデル
⑤セミナーの利益ここにある!
⑥セミナーの集客法教えます
⑦セミナー・講演会を成功させる超・段取り術
⑧セミナー講師の格を高めるブランディング術
⑨セミナー講師として大切なこと
10.人気セミナー講師&主催者インタビュー
セミナー講師になりたい!!という人は一読して損はない一冊。
セミナーにも多種多様あり、著者が紹介しているセミナーが全てではないことはわかるものの、セミナーに参加したことのない私にとってもイメージしながら読みすすめることが出来た。
本書においては、セミナーをする内容はこうすべき!!というような具体的な内容は書いておらず、もちろん人それぞれ得意分野も違い時代や環境により求められる内容も違う。
その中でも集客方法やその心構え等どのようなセミナーにも応用して活用できるような素晴らしい基本的なメソッドが惜しみなく紹介されている。
成功している人の立場からすれば、隠しておきたいこともあるにも関わらずそれを記して広めようとしている著書の寛大な心には素晴らしいものがある。
全てのことに通じるものである点として、まずは「やってみる」ことが一番。
そして何より素直に物事を受け止めて、謙虚で思いやりのある姿勢で取り組むことが大切であるということを再認識することになった。
「セミナー講師」として一旗揚げたいとは現状思ってはいないものの、色々と応用が効く本書の考え方を自分に落とし込んで活用させていただこうと思う。 -
誰にでもできる「セミナー講師」になって稼ぐ法 (DO BOOKS)
著者: 松尾 昭仁
● 実績は作るもの。子供の学校でお願いしてみる。
● セミナーのボランティアスタッフになって、セミナーの段取りを学ぶ。
● セミナーは共同主催する。もしくはまずは主催者になって、セミナー講師を呼ぶ。その場で自分の話す時間を少しもらう。講師を呼ぶ場合は講師にメリットしかないような話でお願いする。
● 講演のリハーサルはこれでもかというぐらい練習する。
● 他のいい人のサイトをマネして、ホームページやブログを作ること。
● メールマガジンでセミナー集客する。
● 知る人ぞ知る人のニッチな業界での講演をすれば安く済ますことができる。有名人じゃなくてもノウハウを知りたい人がいる。
評価:B
セミナーをやる前に読みたい本。 -
セミナー講師をこれから経験しようとする人向け。
数点勉強になったから、良しとしよう。
・講師の格を高めるブランディング
・壇上に立った際の心得
・開催時の気配り -
「セミナー講師になろう!」という考えがあることをつい最近知りまして。そんでもって、意識して書店の該当コーナーを見ると、それ関連の本がたくさん出ていたわけですよ。そもそも「セミナー講師」自体に親しみもないもんで、試しに一冊読んでみようと。
うーん、この一冊を選んだのは失敗だったかなあ。なんというか、語弊があるかもしれないけど、随分と「下」を見て話をしているなあという感じ。ことばは悪いけど、思慮の浅い人たちをだまくらかしているような・・・。
正直、本書を読んで「セミナー講師」に悪いイメージを持ってしまった感もある。欲にまみれている、みたいなね。一時期、「セミナー」と言えば宗教だったり、悪徳商法だったりを連想させる時期がありましたが、そこから一縷に繋がっている何かを感じてしまうなあ。これまで「セミナー講師」とは無縁の生活をしているから、勝手にそう連想してしまうのかなー。
それから、セミナーを行う上での留意点や「こういうふうにしましょう」的なものも、特に目新しいことが書いてあるわけでもないし、「おー」とはならなかった。
【目次】
はじめに
プロローグ
1章 超・短期間でセミナー講師になる法
2章 私がセミナー講師になれた理由
3章 セミナー講師への道
4章 セミナーは利益率80%のビジネスモデル
5章 セミナーの利益はここにある!
6章 セミナーの集客法教えます
7章 セミナー・講演会を成功させる超・段取術
8章 セミナー講師の“格”を高めるブランディング術
9章 セミナー講師として大切なこと
10章 人気セミナー講師&主催者インタビュー
あとがき -
セミナー講師というとのについて改めて勉強もしたいなぁと思ったので購入した本。
なるほどと思う部分も確かにあるけど『セミナー講師』という言葉にに限らずこういった内容を書いている本はあるようにも思ったので、他にも何冊かビジネス書を読めば幅が広がるんだろうなと思う。