- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784496033728
作品紹介・あらすじ
"観光客、旅行産業、地域住民「三方一両得」の観光開発"をめざし、理論的かつ情熱的に観光を語った新進気鋭の観光学者、渾身の作。
感想・レビュー・書評
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観光学の歴史と、典型的な事例を紹介してるだけで、読み物としても退屈。
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著者は松山出身。
シンクタンクの後、学究の道に進まれたと聞いています。
この本は2002年の出版。
早すぎたんだと思います。
少なくともこの出版頃には、愛媛でサスティナブルな考え方を理解する人は少なかった。
もちろん私も、何も知らなかった。
彼のような人物がいてくれて、ようやく少しずつ、認められるようになってきたのでしょう。
私の知るなかでも、最も熱い心を持った一人です。 -
ちょっと学術的で、具体的な示唆などはあまり得られませんでした。
サスティナブルツーリズムとは、観光客、観光関連企業、地域住民それぞれ継続的に利益をもたらしながら、
環境を破壊することなく、観光を主体とした事業を持続させることを指すそうです。分かっちゃいるけどうまくいかないというのが、この商売な気がしますが・・・
ひとつ参考になったのは、お客様を選ぶことの重要性です。たとえばカジノなどを観光の主軸とすると、カジノ好きな観光客が集まる。
必ずしもマナーが良いわけではなく、しかも、怪しいことに興味を持つ人も多く、結果的に町の治安が悪くなる可能性が高くなるなど、観光によって集客する相手を慎重に選ばないと取り返しの付かないことになります。
サスティナブルツールリズムの10Rの法則を紹介。これが肝だそうです。
Recognize、Refuse、Reduce、Replace、Re-Use Recycle Re-engineer Retrain Reward Re-educate
私にとっては、いまいちでしたが、観光業に精通する人には、もっと示唆があるのかもしれません。