- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784496055935
作品紹介・あらすじ
【まえがき】より
ビジネスパーソンとして、成功に必要なものは何でしょうか。
ドラッカー先生はこう言っています。
「成功に必要なものは責任である。あらゆることがそこから始まる。大事なことは肩書ではなく責任である。」
ピーター・ドラッカー
肩書とは役職のことです。大事なのは、役職ではなく責任です。
ところが、多くの会社が役職は明確でも、「責任」の内容は曖昧です。
会社組織における「責任」は、社長、取締役、部長、課長、一般社員等々、階層によって、部門によって違います。そして上司部下という立場によって大きく異なります。
「責任」とは、「誰かに負わされるもの」ではなく「自ら負うもの」です。
それは、果たすべき役目を最後までやり遂げようとする揺るぎない意志です。
本書は、階層ごとの「責任」の内容を明確に表した「責任」の書です。
本書を読むと、“「責任」を果たすためにどんな行動を起こせばいいか”がわかります。
「責任」に焦点を合わせると何が変わるのでしょうか。
ドラッカー先生はこう言っています。
「責任に焦点を合わせるとき、人は自らについてより大きな見方をするようになる。
うぬぼれやプライドではない。誇りと自信である。一度身につけてしまえば失うことのない何かである。
目指すべきは、外なる成長であり、内なる成長である」
ピーター・ドラッカー
本書が、「あなたを啓発する本」ではなく「あなたがあなたの組織を活性する本」として
役立つことを願っております。
【主な内容】
●RESPONSIBILITY1 会社の命運を握る経営トップ
●RESPONSIBILITY2 会社の明日を創る取締役
●RESPONSIBILITY3 事業を推進する部課長
●RESPONSIBILITY4 今日の事業を担う一般社員
●RESPONSIBILITY5 部下をもつ上司
●RESPONSIBILITY6 上司をもつ部下
●RESPONSIBILITY7 転職に悩むビジネスパーソン
●RESPONSIBILITY8 就活に取り組む学生
●RESPONSIBILITY9 幸せな人生を歩むあなた
【あとがき】より
原文をそのまま訳したものを翻訳、意を汲み取った訳を意訳と言います。
そして、意訳を洗練させたものは超訳と言われています。
本書は、ドラッカーの原書を翻訳したものでも、意訳したものでもありません。
ドラッカーの言葉から「筆者が得た学び」をまとめたものです。
切り抜きの一部を解説したものや、陳腐な抜き出しにならないために、
ビジネスパーソンにとって、重要な「責任」をテーマに本書を綴りました。
本書が、日々「責任」をもって働く、あなたのさらなる躍進の
きっかけになることを願っております。
感想・レビュー・書評
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1.トップ
トップしかできないこと
一枚岩の経営チームをつくる
経営理念・ミッション・ビジョン
人を育てる秘訣
誰かを昇進させるとき
事業に生命を吹き込む
2.取締役
取締役の仕事
わが社の社員をこう生かす
必要な人材を採用するために
会社の強みをこうして生かす
おのずから売れるようにする
新しい未来を切り拓く
3年で会社を今より強くする
つくるのは組織図ではなく組織
3.部課長
部課長の仕事
組織のコミュニケーション
間違った目標管理を正す
4.一般社員
あなたの強みを生かせ
あなたはどんなタイプか
あなたの成長のために
成果をあげる
自分のキャリアをつくる
5.部下をもつ上司
部下の強みを生かす上司の責任
部下を育てる上司の役割
信頼があってこそ務まる上司の仕事
部下に成果をあげさせる上司
部下に対する態度で人間性がわかる
5.上司をもつ部下
部下の務め
7. サラリーマン
辞めるべきとき、踏みとどまるべきとき
8.学生
就活に取り組む学生
9.幸せな人生を歩むあなた
最高の人生を築く
人生100年時代をどう生きるか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F開架:KW/2022//K
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簡潔にまとめられていて読みやすかった。
自分の書棚に置いておいてたまに読み返すことで身に染みていくと思う。
徹底的に書かれていたことは、弱みは弱みのままであり続ける。
成功者は自分の得意なことしかしていない。
得意なことで仕事をすべき。
これに尽きる。
あとは自分が部下であれば上司が好む仕事のやり方、報告の仕方を聞き出して、それで行うということ。