離散と回帰 「満洲国」の台湾人の記録 (台湾学術文化研究叢書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (595ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784497221094

作品紹介・あらすじ

日本における「満洲国」の研究蓄積は、非常に充実している。ただし、その対象はほとんどが日本人についてである。戦前、日本領だった台湾からも、「王道楽土」を目指して「満洲国」へ渡った人々がいた。台湾人でありながら「日本人」でもあった彼らが何故「満洲国」へ渡ったのか、現地でどのような生活を送ったのか、そして日本の敗戦をどのようにして迎えたのか、など、その実態はほとんど描かれることがなかった。著者は、オーラルヒストリーの手法で満洲経験者の話を集め、様々な資料を蒐集し、それらをもとに彼らの実態を描き出す。本書は、日本近代史、台湾近代史の空白を埋める貴重な資料である。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

国立台湾大学歴史系博士。現在は台湾中央研究院台湾史研究所特聘研究員兼所長。専門は台湾史。主な著作に、『清代台湾的緑営』(中央研究院近代史研究所、1987)、『龍井林家的歴史』(中央研究院近代史研究所、2015)、『板橋林家――林平侯父子伝』(台湾省文献委員会、2000)、『楼台重起――林本源家族与庭園的歴史』(再版、新北市政府文化局、2011)等がある。

「2021年 『離散と回帰 「満洲国」の台湾人の記録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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