非公開株式譲渡の法務・税務 第3版

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  • Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502045608

感想・レビュー・書評

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  • ・海外に事業展開するクライアント
    ・事業資金は投資を募集予定(社債または増資)
    ・事業拡大後、事業または会社を売却する予定
    ....ということでスキームについての知識を得るために入手。プロジェクト自体が進まず、本も読んでいない。

  •  初版購入者ですが、3版も買ってしまいました。400円値上がりしてましたが、増補された円滑化法の記述(90頁あまり)はとても気に入っています。
     本書は会社の発行株式の全部を譲渡制限株式としている会社の株式を取り扱った本で、「法務編」「税務編」の2部構成となっています。「法務編」は主に著者オススメの譲渡承認請求を総会で不承認した上で、自己株式として取得する買取手法(買取価格をオープンにせず、ピンポイントで買取ができる)の紹介。「税務編」では、「時価マトリックス」(売買当事者の組み合わせよる税務上の時価の一覧)、判例の説明に加えて、「会社法の時価」「民法(円滑化法)上の時価」と「税務上の時価」との相違点を明らかにしています。
     著者の裏?のメッセージ-「評基通の評価方法に拘泥せず、専門家ならば個々の事情を汲み取った主観的評価をすべき」という主張の裏には、法律研究の方が持っている「評基通の配当還元価額への不信感」があると思います。ただ税法上、配当還元価額がある以上は、クライアントにも説明しない訳にもいきませんので、本書の指摘した限界や会社法・民法とのコンフリクトを意識しながら、実務を進めていくということになりそうですね。
     大いに参考になりました。

  • うっ誘惑に負けて新版買ってもた
    どこが違うのか、ちょっと楽しみ

    セミナーでようやくわかった。
    牧口先生、すばらしいよ。

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著者プロフィール

牧口晴一(まきぐち・せいいち)
昭和28年生まれ。税理士・行政書士・法務大臣認証事業承継ADR調停補佐人。慶應義塾大学法学部卒、名古屋大学大学院 法学研究科(会社法)修了。税理士試験5科目合格。昭和61年開業。2015年『税務弘報』9月号で「トップランナースペシャリスト9」に選出。税理士等の専門家向けに『牧口大学』、『丸の内相続大学校』などの講演をするほか、一般向けには「相続博士・事業承継博士」としてパフォーマンス豊かに、分かり易く、時には落語調に「楽しく」聞かせる第一人者として活動する。また地域ボランティア活動の一環としてNHK文化センターで相続・会計・事業承継の講座を10年余り担当している。主な著書に『非公開株式譲渡の法務・税務(第7版)』『事業承継に活かす納税猶予・免除の実務(第3版)』、『組織再編・資本等取引をめぐる税務の基礎(第4版)』、<以上、中央経済社>、『図解&イラスト 中小企業の事業承継(第14版)』<清文社>等多数。

「2023年 『日本一シンプルな相続対策 - 認知症になる前にやっておくべきカンタン手続き -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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