戦略実行力―バックキャスティング思考で不確実性の時代を勝ち抜く

著者 : 青嶋稔

• 中央経済社 (2019年1月17日発売)

作品紹介・あらすじ

非連続な環境変化の中で日本企業が生き残るには「戦略実行力」が必要。バックキャスティング型の戦略策定により常に時代の先を読み、時代にあわせて変革し続けることが重要。

感想・レビュー・書評

[chocococoaさんの感想 · 2021年3月29日]

不確実性の高い世の中であるが、中長期的な視点を持ち、どのように戦略を策定していくのか。
現在の企業での課題と、それを克服している企業の事例を踏まええて、バックキャスティング、シナリオ分析、PPM等を用いて解説している。

一見教科書的な本だが、実際に自分の会社の状況と比較して読み込むと、示唆に富む部分が多かった。

著者プロフィール

野村総合研究所　フェロー
1988年精密機器メーカー入社後、大手企業向け営業改革、1994年より10年の明国駐在期間中は、マーケティング、M＆A、新規事業開発などのプロジェクトマネージャーを歴任。2005年にNRIに参加後は製造業コンサルティングに従事。2012年同社初のパートナー、2021年4月に同社初のフェローに就任。
米国公認会計士、中小企業診断士

「2022年 『価値創造経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」