マーケットデザイン

著者 : ギオーム・ハーリンジャー 栗野盛光

• 中央経済社 (2020年2月28日発売)

作品紹介・あらすじ

マーケットデザインは、オークションとマッチングの理論を実践する経済学で注目の分野。欧米主要大学で採用されている教科書の待望の日本語版。概念、分析道具と実践を解説。

感想・レビュー・書評

[tesshietechnicalさんの感想 · 2022年4月24日]

平易に書かれており説明がかなり丁寧に繰り返される、いわゆる「書きすぎ」系の教科書。門外漢である自分にもちょっとペースが遅く感じるほどだが、一方、その丁寧な説明のおかげで経済学や数学にまだ習熟していない人でも十分に読み解きながら独学できる仕上がりだと思う。経済学の面白さを高校生に伝えようと思ったら最良の書なのではないか。

1.3節の「市場の厚み」や「コモディティ」の話も含蓄があり、ここだけでも読むと発想が広がって面白い。

[aokikenichiさんの感想 · 2020年10月24日]

大学向けテキストとのことだが丁寧な解説でわかりやすかった。
マッチングもオークションもノーベル経済学賞受賞で今後より盛り上がるだろう。
押さえておきたい方には、新書での入門書の次に読んでも大丈夫だと思う。数式は殆どない。

[chokococoさんの感想 · 2022年8月26日]

読んだ

[桜美林大学図書館さんの感想 · 2022年5月25日]

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/886988