- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784502353611
作品紹介・あらすじ
別表四と五の関係がわかれば申告書の作成方法は理解できます。税務上の所得を正しく計算し、正しい純資産を翌期へ引き継ぐ会社経理・税務の基本を別表を通して理解する書。
感想・レビュー・書評
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-会計と税務はその目的の違いにより計上基準が異なる
-別表4は会計上の利益から税務上の利益に調整する
-別表5は税務上の純資産額の変動を計上
-別表4、5はそれぞれわかるけどそのつながりは意外と難解
-細い章立てで会計とのつながりも含め説明
-税務関係の仕事をするなら必読の良書詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
別表4と5の動きはよくわかったが、それ以外の別表の動きも改めて勉強したいと感じた
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会計士が税務を学ぶ時の入門用として。
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SNSでわかりやすいとの評判を聞き購入。細かい調整を解説するのではなく、会計と税務の違いが別表4と別表5に与える影響を丁寧に解説していた。特に、法人税等の納付は詳細に記載され勉強になった。
別表4→所得の計算
別表5→純資産の引継ぎ
1.中間法人税を「損金経理」により納付→当期確定を納柔に計上
2.中間未法人税の取り崩しにより納付→当期中間と確定分を納充に計上
3.中間未法人税の引当と取り崩しで納付→当期確定を納充に計上
4.中間納付を仮払金に計上→仮払計上した中間納付を法人税に計上した上で納充に計上 -
法人税申告書を作成するうえで迷うことの多い別表4、5の作成方法について基礎的なところから解説された書籍。高下税理士は法人税入門書籍などで非常にわかり易い書籍を書いておりその続編のようなイメージ。数値事例が多く初学者でも理解できる内容だ。