和尚さんの 一分で心を整えることば

著者 :
  • 永岡書店
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本棚登録 : 96
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784522454053

作品紹介・あらすじ

気持ちがすーっとラクになる!
密蔵院住職の名取芳彦和尚による、悩みや迷いを消して心を元気にするエッセイ集。既刊『えんま様の格言』に加筆・修正を加えてリニューアル。ハンディな文庫サイズになって新登場。
悩み相談のスペシャリストでもある著者が、日々心を乱す迷いや不安、煩悩を解消するさまざまなことばを贈ります。今回新たに書き下ろした新章もプラスして、不安な時代に心がおだやかになる、心を強くしなやかに保つためのヒントがいっぱいの一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事に疲れているときに読み返したくなる本
    ・心を穏やかに過ごすために
    ・人間関係で心を乱さないために
    ・楽しく笑って生きるために など
    目次から選んで読むのも良いと思います。

    自分を振り返りハッとさせられることもたくさん書かれてあり定期的に読み返したい1冊です。

  • 何個もフレーズを控えました。
    お坊さんのお言葉は背伸びのない、でも少しだけ世の中を素敵にさせてくれるような見方を教えてくれるなあと感じた一冊でした。

  • 人生は「未意味」という言葉が心に響きました。
    #読了 #読書

  • 参考にしていきたいことがいくつかあった。○○のおかげという感謝の気持ちをもって生活していきたい。あと、つい人のせいにしてしまう時、仏教の三毒である貪どん痴の心が自分にないか振り替える意識を持とうと思った。やっぱり、こういう本は心が洗われる。一日なにもできなくて落ち込む日もあるけど、悪いことをしなかっただけでも良しとするいさぎよさも自分には必要だなと思った。

  • ご都合通りにならないからと言って怒ってはいけません。仏教では、苦しみ=都合通りにならないこと〇〇がいいではなく、〇〇でもいいを多くすることで苦を減らし、心穏やかに生きていける。

    体は花のように萎れていくが、心はたなびく香りのようにいつまでも残る

    あんたが悪いと指を刺す。でも3本は自分を向いていた。3本は、中指薬指小指で、むさぼり、いかり、おろかを表す。3本の指を見て反省すべし。

    元気は元々ある気!なくなったりしない!

    かけがえのなさ、いとおしさを感じないと人は丁寧に生きられない。(母の病気に重なるなぁ、働きまくってたし、料理を作るのが幸せで私の帰宅後
    話ができるのが喜びだと言っている母。)

    迷惑にならないことをするのが大切なのではなく、迷惑かもしれないと思うことが大切。迷惑はかけていないと開き直る生き方自体が他の人にとっての迷惑。

    老 病 死 は自分を磨く材料

    お先にどうぞは心の余裕の表れ!言うべし!

    「ついでに」何かやってみる

    怒ってしまうのは、心の狭さを晒しているようなもの

    「まさか」と言う坂を越えるには「おかげ」という影を追いかける

    実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな

    疑を抱え込まない。人の誠意を受け取ることも返すこともできない。疑心暗鬼。

    心配しないで心を配る。

    ユーモアの語源は、フランス語でフモール、体液。人の心から滲み出るもの。

    1日一回人の喜ぶことを言う!良いところに気付かないのは、自分に精一杯なのか、自分のことしか考えてない煩悩!

    エネルギーは同じくらい!それなら人を恨むより許すことにエネルギーを使おう!

    宇宙とあなたは同い年。宇宙ができて138億年もの間、いろんな物質が巡って体を作っている。人間の体を作っている物質、カルシウム、タンパク質、リン、カリウム、鉄など購入すると三千円。奇跡のような存在、宇宙から体をもらってると思うと小さいことで悩むのはアホらしい。

    忙しさは丁寧さで解消できる!心の質を上げることで、気の休まる安全地帯を胸の中に作ることができる!

    国語辞典で取り柄とは、凡庸だと思われる人の性質や才能の中で幾分増しだと思われるところらしい。抜きん出たものではない。

  • 法事でのお坊さんの言葉が生活する上での心の持ちよう、考え方としてためになるなぁといつも思っていたので買って読んでみました

    仕事が忙しく、対人関係でも少し疲れていたのですが、
    心穏やかに過ごすための心得が書いてあり、読んで良かったと思います

    以下、自分用のメモ

    「この先、今日より若い日はない」
    明日は確実に1日年を取る、やるなら今日から

    「かけがえのなさに気づいて、いとおしさを感じて」
    このかけがえのないひと時を大切に

    自分のことは後にして、人が喜ぶことをする、そこに幸せがある

    その日を感謝で振り返る

    一日に一度は「お先にどうぞ」と人に譲る
    そのくらいの心の余裕を持ちたい

    共感を示す言葉を最初に伝えると相手は心を閉ざさずに耳を傾けてくれるはず

    自分が動かなければ心は晴れない

    どうしようといつまでも迷っていられるほど、人の一生は長くない

    過去の出来事について悩んでいても出口は見つからない、過去の出来事をどう活かすか考えることで出口は開かれる

    失敗して学べる最大の財産は「人の失敗を許せること」

    体がつらくなってきたり、気づかいに疲れてきたら、潔く退く勇気が必要

    「憂鬱な気分があってこそ彩られる日だってある」

  • なるほどねぇーと思う表現の仕方があり早速母にも教えました笑違う見方をしたらまた違う見方があるのだなと思えた本でした。

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著者プロフィール

●真言宗豊山派元結不動密蔵院 住職
1958年、東京都江戸川区生まれ。大正大学を卒業後、英語教師を経て、江戸川区鹿骨元結不動密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所研究員。真言宗豊山派布教誌『光明』編集委員。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。『気にしない練習』(三笠書房)、『ためない練習』(三笠書房)、『感情的にならない生き方』(PHP研究所)、『心がすっきり かるくなる 般若心経』(永岡書店)、『1日5分 朝の「般若心経」写経手帖』(ナツメ社)、『般若心経、心の「大そうじ」』(三笠書房)など著書多数。

「2017年 『看護師のための般若心経』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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