免疫生物学

  • 南江堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (751ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784524235223

作品紹介・あらすじ

本書は多くの事を読む者に伝えてくれる。一つは免疫学という高度に複雑な生命システムを全体として把握し、その意味を理解することの重要性という事である。進化学的視点から、そして自然免疫と適応免疫の関わりから、さらにまたT細胞とB細胞の相同性と決定的な差から、そして疾病と免疫欠損とから、一個一個の分子、細胞、組織そしてそれらが織り成す機能をものの見事にシステムとして理解せしめようとする著者らの意図はひしひしと感じ取る事が出来る。もう一つの特記すべきことは「免疫システムの進化-過去、現在、未来」と題する後記である。進化学の光を当てることによって生物学の真理を究めることが出来ると考えられるが、この免疫システムこそ環境因子、特に病原微生物との相互作用によって今日観るような複雑精緻を極めたシステムとなっていることから、この検証は興味深い。

感想・レビュー・書評

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  • 超詳しい。免疫ってとことん詳しくやらないと、結局暗記物になって面白くないですよ。著者が亡くなっているので、誰かが受け継がない限り改訂されることがないのが、非常に残念な良書です。

  • 入門書に最適。

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