トコトンやさしい超伝導の本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)

著者 : 下山淳一

• 日刊工業新聞社 (2003年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

どうして超伝導になるのか、大電流を流したい、線材にして使うには、超高速超伝導コンピュータ。知りたいことがよくわかる。

感想・レビュー・書評

[coffee0608さんの感想 · 2015年4月3日]

分かりやすかった。入門書としてベスト

[ykondo813さんの感想 · 2014年7月6日]

前半は超伝導現象の物理について数式を極力使わず絵で説明し、後半は超伝導材料の線材や応用例（超伝導ケーブル、超伝導コイル、SQUID、フライホイール）について述べている。「トコトンやさしい」とあるが、クーパー対、磁束の量子化などの記載がある前半部分の物理はなかなか理解するのが難しいと思う。後半最後の方で、電波関係のところで超電導技術が使われており、超伝導フィルタ、超伝導ミキサの紹介があったのは興味深かった。