見える化でわかる間接・サ-ビス部門の原価管理

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  • 日刊工業新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526066436

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  • ①5S(整理 整頓 清掃 清潔 躾)を徹底し、環境づくり

    ②業務を見える化して、間接費を削減
     1、現状分析:工数、時間の分析
     2、活動ドライバー(原価の作用因)の判別:何が増えると、間接費が増えるか
     3、バラつきが多いところに管理余地がある


    ③業務を標準化・改善して間接費を削減する
     ・標準化のメリット:曖昧なものが明確になり、現在持っている技術を標準として確保し、得られたゆとりから、さらなる創造性を発揮して標準の改善に振り向ける
     ・改善の4原則
    排除:やめられないか。なんのために
    結合:同じ人で、同じ時に、同じ場所でできないか
    入れ替え:ほかの人で、他の時に、他の場所でできないか
    簡素化:もっと簡単にできないか

     ・質の高いアイデアをたくさんうむには
    1、批判厳禁
    2、自由奔放
    3、量を求む
    4、結合改善

    ④間接・サービスの生産性を測る
     ・インプットKPI(投入時間、資格取得数)
     ・アウトプットKPI(資料の完成度、売上高)

     ・KPIを決める際の注意点、3つの方向性
    1、戦略・プランニング化
    2、スピード・フレキシブル化
    3、システム化・統合化

     ・方向性→テーマ→パフォーマンスドライバー→コストドライバー→責任部門



    統合効率=業務効率×作業効率
    パフォーマンスドライバー(経常利益)/実際原価=パフォーマンスドライバー/コストドライバー(標準原価)×コストドライバー/実際原価



    ⑥動機付けの3つのアプローチ
    1、経営工学:システム化
    2、組織論:リーダーシップ
    3、行動科学:X理論Y理論

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著者プロフィール

マネジメントコンサルタント・公認会計士
㈱MEマネジメントサービス
1969年 中央大学商学部卒業、公認会計士事務所、日本能率協会コンサルティング・IE本部チーフコンサルタントを経て、1985年MEマネジメントサービスを設立し現職。米国、カナダ、韓国、中国、タイにもブランチを持つ。現在、製造業を中心に、IE、コストダウン、原価管理、管理会計をテーマとして、企業の業績を革新するコンサルティングを行っている。同テーマの公開セミナー、社内教育も行う。

「2018年 『実践 原価計算』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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