- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526071621
作品紹介・あらすじ
リスクマネジメントの専門家が書いた登山の本。
感想・レビュー・書評
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◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB14463959詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登山におけるリスクとは、自ら受け入れるリスクであり、覚悟するリスクである。これを自覚して山に登ること。やみくもに怯えるのではなく、想定されるトラブルに対して予め対策と予防につとめること。とりあえずツェルトは買おうと思った。できるだけビバークはしたくないけど。
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楽観は禁物。
地図と相談=確認を怠らない。
ザック、ツェルト、細引き(ナイフ)、新聞紙はもっていく。
クマには存在を知らせること。
深呼吸、あせらない、地図確認。
手足の露出を避ける(虫除け)
雪渓のリスク=落石、滑落、道迷い。
リスクホメオスタシス=よりメリットを享受したい=リスクを一定程度は受け入れたいという心=まだいける、という判断。
風雨に出会ったときに出発するかどうか。
仮に一日延ばしたとして、自分の人生にどれだけ損失だろうか。命を危険にさらすほどの価値があるか。
濡れた服(生乾きの服)、低温、強風が低体温の理由。
要所要所で地図を確認する。
通行止め、雪渓や沢のトラバースの際の入口迷い。
気まぐれに道を変えない。
何かおかしい、という直感。午後に早く里に降りたいという気持ち。
山道をよく見る。地図確認。山道らしい顔を覚える。
地図、ツェルト、細引き、ヘッドランプ、ストーブ、非常食。
迷ったと思ったら、まず水を一杯のみ、深呼吸する。
山小屋の利用は、自分の許容範囲を見定めて。
非難小屋は水がない、想像以上に寒い。
計画、実行、反省、改善の習慣をつける。
反省会、登山日記、改善点を書き留める。
もしも、の発想。
ツェルトとランプの持参は、最低限必要。 -
リスク管理の視点から
道迷いを考察しています。
けっこう、わかりやすくためになりました。