山で正しく道に迷う本 (B&Tブックス)

著者 :
  • 日刊工業新聞社
3.75
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526071621

作品紹介・あらすじ

リスクマネジメントの専門家が書いた登山の本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB14463959

  • 登山におけるリスクとは、自ら受け入れるリスクであり、覚悟するリスクである。これを自覚して山に登ること。やみくもに怯えるのではなく、想定されるトラブルに対して予め対策と予防につとめること。とりあえずツェルトは買おうと思った。できるだけビバークはしたくないけど。

  • 楽観は禁物。
    地図と相談=確認を怠らない。
    ザック、ツェルト、細引き(ナイフ)、新聞紙はもっていく。
    クマには存在を知らせること。
    深呼吸、あせらない、地図確認。
    手足の露出を避ける(虫除け)

    雪渓のリスク=落石、滑落、道迷い。

    リスクホメオスタシス=よりメリットを享受したい=リスクを一定程度は受け入れたいという心=まだいける、という判断。

    風雨に出会ったときに出発するかどうか。
    仮に一日延ばしたとして、自分の人生にどれだけ損失だろうか。命を危険にさらすほどの価値があるか。

    濡れた服(生乾きの服)、低温、強風が低体温の理由。

    要所要所で地図を確認する。
    通行止め、雪渓や沢のトラバースの際の入口迷い。
    気まぐれに道を変えない。

    何かおかしい、という直感。午後に早く里に降りたいという気持ち。
    山道をよく見る。地図確認。山道らしい顔を覚える。

    地図、ツェルト、細引き、ヘッドランプ、ストーブ、非常食。
    迷ったと思ったら、まず水を一杯のみ、深呼吸する。

    山小屋の利用は、自分の許容範囲を見定めて。

    非難小屋は水がない、想像以上に寒い。

    計画、実行、反省、改善の習慣をつける。
    反省会、登山日記、改善点を書き留める。

    もしも、の発想。
    ツェルトとランプの持参は、最低限必要。

  • リスク管理の視点から
    道迷いを考察しています。

    けっこう、わかりやすくためになりました。

全4件中 1 - 4件を表示

昆正和の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
藤原和博
ウォルター・アイ...
アンデシュ・ハン...
リンダ グラット...
ジュリアン・バジ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×