今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしいSCMの本(第3版) (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ)

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  • 日刊工業新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784526081026

作品紹介・あらすじ

SCMの基本の基本から話を始め、専門的な予備知識がなくて、SCMについて正しく理解できるよう、トコトンやさしく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • ふざけた感じの表紙だが、意外に中身はしっかりしている。
    SCMの専門家ではない人が知っておくべき知識がわかりやすく網羅されているので、入門としては最適。しかしこれを読んだ事で分かった気になるのは禁物だろう。

  • ■現代は在庫は悪 -> SCMの時代へ
    ①高度成長期:
    ・自動車も家電も誰も持ってなかったから、作れば売れたし、余っても安くすれば売れた
    ・安く作るためには大量生産が必要
    ・あれば売れるから在庫は多い方が良い
    ②現代:
    ・需要<供給となりモノが余るようになった
    ・資産であった在庫が負債に変わった
    ・綿密な需要予測による生産計画、販売計画が必要か

  • 初学者向け

  • SCM全般について知識を得たくて図書館で借りた。SCMとは、という初心者が読むには適した良い本だった。
    〈メモ〉
    ・商品の開発・設計から生産、流通、販売、消費に至る一連のプロセスをサプライチェーン(供給連鎖)という。この一連の流れを情報を用いて管理することをSCMという。
    ・メーカー主導型(自動車)、小売主導型(食品)、卸売主導型(書籍)など様々な形がある。書籍など業界で共通の基盤が構築されるケース、アパレルなど企業やアイテムごとに構築されるケースなど、業種の特性によって異なる。
    ・サプライチェーン・レジリエンスのために必要なことの1つはデュアル化。生産/物流拠点を分散する、その際ホットスタンバイかコールドスタンバイかも選択する。

  • 企業経営における重要なファクター
    会社の全体最適のために俯瞰的なSCM構築
    トヨタ自動車に代表される
    各事業、業界によりSCM構築は異なる
    5g、クラウド、ブロックチェーンにより、進展
    在庫のない倉庫を目指す
    そのためには情報共有が必須

  • 超初心者向け 解りやすくて助かった
    大量生産大量消費時代からのシフト
    データ管理データ連携の重要性

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著者プロフィール

物流エコノミスト、日本大学教授(在庫・物流管理など担当)。博士(工学)(日本大学)。早稲田大学大学院修士課程修了。日本ロジスティクスシステム学会理事、日本SCM協会専務理事、日本卸売学会理事、日本物流不動産学研究所アカデミックチェア。ユーピーアールの社外監査役も務める。専門は、物流・ロジスティクス工学。主な著書に『入門 物流(倉庫)作業の標準化』『物流センター&倉庫管理業務者必携ポケットブック』『トコトンやさしい物流の本』『トコトンやさしい小売・流通の本』『物流・トラック運送の実務に役立つ 運行管理者(貨物)必携ポケットブック』(いずれも日刊工業新聞社)、『すぐわかる物流不動産』(公益社団法人日本不動産学会著作賞受賞、白桃書房)、『グリーンサプライチェーンの設計と構築』(白桃書房)、『スマートサプライチェーンの設計と構築の基本』(中村康久との共著、白桃書房)などがある。

「2021年 『物流DXネットワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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