人生の主人公となるために

著者 : 谷口清超

• 日本教文社 (2005年11月20日発売)

作品紹介・あらすじ

小さな失敗や、お金、名誉などの小志
に惑わされず、自由自在に未来を切り
拓いていくための心得をテーマ毎に
まとめた単文集。人生に夢や希望が
見い出せない時読んでほしい一書。

感想・レビュー・書評

[hajikinさんの感想 · 2011年6月23日]

まさに夢と希望と感動に満ちあふれた一冊。青年なら一度読むことをおすすめします。

一部抜粋

あなたの中には「無限」がある。実に偉大な「神性」が秘められているということだ。　それはあなたに与えられた「宝」であると同時に、全人類にも分ち与うべき「宝」である。　例えていえば、地下に埋もれた石油はアラビア人だけに与えられた宝ではなく、全人類のために分ち与えて活用すべき天与の財産であろう。　ところが、もしそれをアラブが自分たちだけのものとしたり、その発掘を拒否すれば、人類は黙っておらないようなものである。　そのように、あなたの中に埋もれている神性・仏性は、全人類のものであり、全生類のものでもある。　それ故いたずらに埋もれさせておけば、人々は文句をいう。不平をいい、慨嘆し、怒り、ののしり、さわぐのだ。　その声が集ってひそかに間えてくる。内心の不安や、苦悩や、イライラとして。 従って、もしあなたが幸せになりたいなら、人々のために役立つ人間となり、内在の宝を開放し、掘り出し、無限に前進し続けることが大切である。

著者プロフィール

大正８年（1919）10月23日、広島市に生まれる。東京大学文学部を卒業。
昭和17年（1942）、『生命の實相』にふれて深い信仰体験を得る。やがて生長の家創始者・谷口雅春氏に師事。昭和21年（1946）、谷口雅春氏の長女、谷口恵美子・生長の家　前白鳩会総裁と結婚。以後、生長の家副総裁として日本全国はもとより海外に教えを宣布する。昭和60年（1985）11月、生長の家総裁の法燈を継承する。平成20年（2008）10月28日、ご逝去（満89歳）。『谷口清超ヒューマン・ブックス（全10巻）』『谷口清超新書文集（全10巻）』（日本教文社刊）など多数がある。

「1974年 『感謝の奇蹟』 で使われていた紹介文から引用しています。」