aha!Gotcha: ゆかいなパラドックス (2)

著者 : M.ガードナー 竹内郁雄

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (1995年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Kazuさんの感想 · 2021年4月24日]

誰もがそう考えてしまいそうな勝手な思い込みの間違いをいろいろ示されて「aha!」とさせられる。

自転車の車輪、地面に付いている場所とその反対の(真上の)地面から一番離れた場所、車輪が回転する時の移動量の違いに驚いた。
車輪は平行移動しているのではない、サイクロイド曲線に沿って飛び跳ねるように動いている。

子どもが1人いる場合、男か女かは50%の確率だ。
社会全体で考えても男女の割合はほぼ半々だ。
子どもが2人の場合は、男男、男女、女男、女女だから男女1人づつである確率は50%だ。
子どもが4人の場合はどうか？
直感で男女半々で2人づつの確率が50%に感じるが実はそうではない。

aha/ゴッチャを読めば、誰もがマーチン・ガードナーの魅力を感じ取ることができると思う。

[kaizenさんの感想 · 2011年12月5日]

絵も分かりやすく、問題の難易度も中学生から大学生まで幅広い。分量も適当。
最初に読んだときは、すごく面白いという印象が強かった。
その後、何度読んでも飽きないのですごいと思った。
普段はなかなか思いつかないことと、一度読めばその後はうまく解けること、何度読んでもかめばかむほど味がでることなど、いろいろあることも面白さを増す。

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