個人情報保護法の知識

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 62
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110482

作品紹介・あらすじ

個人情報保護法が制定された背景には、莫大な個人情報が収集・蓄積され、予想外の目的に使用されたり、不正漏洩されるなどの危険性が高まっていることがあります。難しいといわれる個人情報保護法を、関連する法令やガイドラインも含め、企業の対策に役立つよう、やさしく解説しました。そもそも個人情報とは何なのか、「個人情報」「個人データ」「保有個人データ」の3つの区分を理解すれば、よくわかります。「利用目的の通知・公表」「データ内容の正確性の確保」など、具体的にどうすればよいのか、事例をあげて解説しています。

感想・レビュー・書評

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  • ・図表の量が適切
    ・経済産業省他、各省から出ているガイドラインと保護法との関係が
     しっかり説明されており、体系を理解できる。
    ・企業で対策を採る際のポイントが抑えられている(プライバシー
     ポリシーに入れるべき事項が表でまとめられていたり)

    最近発刊されている個人情報保護本は、ほとんどがQ&A集みたいになっていて、体系的な理解は難しいかと思いますので、こちらも一緒にお読みになってはいかがでしょうか。

    日経文庫シリーズなので、装丁は地味です。

  • 夏井先生の紹介で、西暦2000年問題の際に、岡村先生に名古屋で講演をしていただいたことがあります。よくコンピュータ、ネットワークまわりを勉強されていて、たいへん役に立つ講演会ができました。技術的な問題で、何を対応して何を対応しなくてもよいかは説明できますが、それが法律的にどのような意味を持つ可能性があるかは、法律の専門家の方から話していただかないと説得力がないことが分かりました。

    本書も、法律家という視点でのお話ですので、技術者としての視点での話を合わせて読まれることをお奨めします。技術に関連する法律の扱いの難しさを知るきっかけになっていただけると幸いです。

  •  実務家たる弁護士の書いた本。
     わかりやすい。
     書き始めがルポ風だったので読み始めは焦ったが、その後の内容は、しっかりしている。

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著者プロフィール

英知法律事務所 弁護士

「2023年 『法律相談 個人情報保護法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡村久道の作品

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