通貨を読む: ドル・円・ユ-ロ・元のゆくえ (日経文庫 A 49)

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  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532111526

作品紹介・あらすじ

マネーの迷宮へようこそ。ドル安ユーロ高の背景に迫る。北朝鮮情勢、中国経済からゴルゴ13まで、最新エピソードを盛り込み3年ぶりの大改訂。

感想・レビュー・書評

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    相場を動かすものの正体は!?
    ゴルゴ13からイラク・北朝鮮情勢まで、知られざるエピソードを盛り込みながら解説。

    [ 目次 ]
    1 円・ドル運命共同体
    2 外国為替市場という迷宮(ラビリンス)
    3 基軸通貨ドルの居場所
    4 振り回される円
    5 新たな挑戦者ユーロ
    6 元が世界を揺るがす
    エピローグ 中国台頭と円の運命
    付録 通貨を知るための本

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 経済とパワー・ポリティクスの関係。

  • 国際通貨についての歴史、未来について論じる本。2004年、2007年。過去の通貨の位置づけや、これからの通過のあり方、日本の通貨政策について説いている。中国の元の切り上げ、ユーロの立場が新たに加わり、ドル、円、ユーロ、そして、元の4通貨体制が将来的に整うと思われる。このときに、日本はアジアとして中国と協調するのか、アメリカとの関係を継続するのか、いくつかの選択肢のなかから道を選ぶこととなる。デカップリングとも言われているが、世界中で使われているドルの利便性は高く、それほど基軸通貨としての役割が低迷しているとは思えない。日本はこのままアメリカ協調路線を継続するだろう。本書の説明はデータに基づいているものの、日経文庫の政策なのか、グラフが少なくイメージしづらい。したがって、良著であるも星4つ。

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著者プロフィール

日本経済新聞社編集委員。テレ東WBSキャスター。
81年慶応大学大学院卒。同年日本経済新聞社入社。金融部、チューリヒ支局、経済部編集委員、論説副委員長、米州総局編集委員などを経て現職。2008年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。

「2020年 『コロナクライシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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