経済思想 第2版

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  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532112431

作品紹介・あらすじ

経済思想とは、経済理論や経済政策を方向付けている考え方です。経済思想を理解することで、現実を見る目が磨かれます。本書は、アダム・スミス、マルクス、ケインズ、シュンペーターら経済学の巨人たちの考え方を、歴史に沿ってわかりやすく解説します。「田舎ざむらい経済学と出会う」「英国女王のご質問」など興味深いエピソードをコラムで紹介します。第2版では、世界金融危機やグローバル・インバランス問題に対する経済学者たちの提言や、経済学の課題などを新たに盛り込みました。

感想・レビュー・書評

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  • さすがに日経文庫はコンパクトに編集されていて、とても読みやすい。

  • 最終章が付け加わった新しい版がでました。
    学説史の本も結構もっていますが,結局,個人的にこの本を一番参考にしている気がします。

  • 途中で断念。難しかった。
    日本の官僚の政策思想はケインズに大きく影響を受けているが、ケインズは政府による介入を認め、その権限を持つべき人間により高度な知性を求めていたエリート主義者であったと知り、それが受け入れられているのかと思った。

  • [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    序章 経済思想への招待
    1 経済の発見―重商主義時代の経済学
    2 経済の骨格と再生産―古典派経済学の生誕
    3 成長と分配の法則―19世紀のイギリス古典派
    4 後進国の反古典派―ドイツとアメリカの経済学
    5 ユートピアと階級闘争―社会主義者の経済学
    6 経済人と市場均衡―限界主義の経済学
    7 経済変動の探求―貨幣的経済理論とケインズ
    8 巨大組織の時代―独占と組織の経済学
    9 論争のなかの現代経済学

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著者プロフィール

1947年生まれ。東京大学文学部社会学科卒。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学にて博士(経済学)。京都大学および摂南大学名誉教授。専攻は社会経済学、経済学史・思想史。主要著作に『近代日本の社会経済学』(筑摩書房 1999年)『ウィーンの経済思想』(ミネルヴァ書房 2004年)『社会経済学』(名古屋大学出版会 2006年)『国境を越える市民社会 地域に根ざす市民社会』(桜井書店 2017年)Austrian and German Economic Thought (Routledge 2016)、編著にFrom Reproduction to Evolutionary Governance (Springer 2020) など。

「2021年 『20世紀知的急進主義の軌跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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