クイズで身につく会社の数字

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 91
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532113070

作品紹介・あらすじ

とにかくとっつきにくい会社の数字。決算書の読み方から管理会計、経営分析の初歩に至るまでを、クイズ形式でやさしく解説します。難しい用語はいっさいなし。実例を使ったクイズを解くだけで、会社数字を読むポイントがつかめるようになります。行動経済学や「孫氏の兵法」など、豊富なテーマのクイズを収録。企業や個人の行動が、具体的な数字にどうつながっているのかが見えてきます。

感想・レビュー・書評

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  • 行動経済学、管理会計、決算分析(PL、BS、CF)、経営効率分析、そして孫子の兵法と、今までの会計の本にはない切り口や順番で紹介。難しい用語は使わず、身近な例をあげてクイズ方式で進んでいくのでとっつきやすい。

  • 身近な話題をベースにしており、誰にも読みやすいと思う。初学者向け。物足りなさはあるが、サラリーマンには良いと思う。構成もとっつきやすく、読みやすい工夫がされている。

  • とてもわかりやすく、為になる本。
    特に、バランスシートやキャッシュ・フロー計算書の説明はこれまでまた本の中で一番わかりやすかった。

    交通違反の罰金は、国家予算として予算計上されている
    →700億程度
    →つまり、ノルマはある

    カレンダーや手帳が多いのは交際費ではなく広告宣伝費として計上できるため
    →うちわもできる→だからビックカメラうちわなのか

    balance sheet
    ・全体の大きさで事業規模を判断する
    ・右側(調達)で、財務体質を判断する
    →自己資本比率が高いか低いか(体脂肪率のようなもの)→事業が筋肉質かどうか

    キャッシュフロー計算書
    ・家計簿と同じ、収入と支出を管理
    ・元々はこれが、損益計算書に進化した
    ・しかし、複雑になりすぎたため、これに回帰している

  • ひとつひとつのクイズは、たわいもない。しかし、経営を回すための基本セオリーは、当たり前の単純なことであって、それをいかに愚直にあるいは適切なタイミングで発動し、行動するかであろう。石井淳蔵のいう通りでもある。
    簡単な本でありながらも、内容は実は濃いということだと思う。

  • 会社の数字に疎い初心者向けで、タイトル通りクイズを繰り返しながら楽しく経済や会計について学べました。内容としては浅いけど、本書のコンセプトとしては充分な内容だと思う。
    Ⅸ章の孫子の兵法に絡めて紹介されているユニークな企業の実例は、会社経営やモチベーションアップ、ブランディングといった視点からも面白く、ためになった。

  • 以前違う著者で戦略思考トレーニングというのがあり、それの会計からみたバージョンのような本。
    さらりと読めたのですが、さらりと読めすぎて内容が少なかった気がします。

  • 短時間で読めて息抜きになるし、問題も面白い。

  • 336.8||Ta

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著者プロフィール

1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。著書に『会計の世界史』(日本経済新聞出版社)、共著に『お金にふりまわされず生きようぜ!レストランたてなおし大作戦』(岩崎書店)など多数。

「2022年 『会計と経営の七〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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