なんとなく仕事がイヤッ!: 職場の不満を解決する26の方法
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532164836
作品紹介・あらすじ
仕事がつまらないという理由で会社をカンタンに辞めて、転職した後に「やっぱり辞めなければよかった」と後悔する人がたくさんいます。反対に、一つの仕事を続けることで、いろいろな知識を身につけ、人脈を広げて、仕事へのやりがいを感じている人もいます。この本は、長期勤続者15000人の体験をもとに、職場の不安を解決する方法を紹介しました。すぐに実践できるやさしいものばかりです。実際のエピソードからヒントを得たり、チェックリストを使ったりして、できそうなものから始めてください。変化が起きることに気づくはずです。
感想・レビュー・書評
-
仕事やめたいなぁ。
…と思ったとき、読むといいかも。
少なくとも、本気でやめられない(これよりいい条件はないとか、このご時世で簡単にやめて次にこれと同等もしくはそれ以上の仕事はみつけられない)と自分でもわかっていて、でも仕事が気に入らないとき、「やだやだモード」を少しは転換できるきっかけになる気はします。
また、他の人(例えば後輩や部下)に仕事が面白くない、嫌だと相談されたとき、読んでみてみ、と差し出す1冊にはなるとおもう。
…結局、なんで嫌なんかも、どうしたら改善できるかも、やだと思っている本人に解決の糸口はあると思うから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いまの組織にとどまる理由として多いのが次の5つ。
・エキサイティングでやりがいのある仕事ができる
・学び、成長できる機会がある
・すばらしい仲間がいる
・十分な報酬がある
・最高の上司がいる
そこで今の仕事がいやだと感じたときにチェックする点
・欲しいものは今いるところでおそらく手に入る
・あなたにその責任がある、すべてはあなた次第
・自分が主導権を取るのに最低26通りの方法(この本に記載)
・待っていてはいけない(自分から動く)
・隣の芝生が本当に青いかどうか、もう一度よく確かめる
自分がどうしたいのか、をハッキリさせる。
→もし~だったら辞めない、
もし~だったら良いのに、という点を考える
自分から今の環境を変えるように働きかけることが重要。
特に、「無理だから」とあきらめず、
上司や他の人に相談することで状況は変わる、と説いている。
実際の経験者の話をちりばめて解説しているが、
アメリカの話なので状況が当てはまらない部分もある。
ただ、おおむね理解できる。