図解最高の戦略教科書孫子

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532169381

作品紹介・あらすじ

ビジネスや人生、スポーツ、恋愛にも通ずる、負けないための戦略とは?2500年前から世界中の為政者・名経営者、勝負師たちに読み継がれる名著をわかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 孫子の図解版。

    メモ
    ・孫子の前提条件
      ライバル多数
      一発勝負

    ・政治外交戦略
      味方にする、参加に収める
      敵の戦うエネルギーをかわし、摘み取る
      相手の傘下に収まる

    ・現場責任者がコントロールできる戦いの基本要素
     五事
      道 組織の理念
      天 物事を行うタイミング
      地 インフラ、環境
      将 リーダーの力量
      法 マネジメント、組織統制、装備

    ・ライバルと比較する七計 
      
    ・戦いの基本は何より情報格差をつけること
     疲れ切って空腹な相手には勝ちやすい
     やる気や勢いは人の戦いの必須条件
     規模の大きさは何よりの力

  • 孫子の考えをビジュアルに落とし込んだ一冊。深みはないが、ライトには理解しやすい本。

  • H28.1

  • 最高の戦略教科書孫子を図解で解説した一冊。

    孫子の歴史や孫子の著者でもある孫武の率いる呉の戦略を図解で分かりやすく解説されています。

    不敗と短期決戦をもって、いかに無駄なく戦っていくのかということが本書でよく理解できました。
    そのために情報を集めたり、戦力を高めたりして、戦略を練っていく。
    あと、戦略に関しては先手必勝や詭道などの意表を突くものが多く書かれていたとともに正攻法と意表を突く奇策との使い分けや軍隊の配置などバランスが重要になってくることも理解できました。
    また、組織論やリーダー論についても書かれており、今代表とされる企業や著名なリーダーに当てはまる部分も多いと感じました。

    本書を読んで戦が盛んだった敗けが許されない状況下での孫子の教えはサバイバルな現代社会のなかでも大いに役立つものだと感じました。

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著者プロフィール

1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在は、作家として『孫子』『論語』『韓非子』『老子』『荘子』などの中国古典や、渋沢栄一など近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、グロービス経営大学院アルムナイスクールにおいて教鞭をとる。2018年4~9月トロント大学倫理研究センター客員研究員。主な著訳書に『現代語訳 論語と算盤』(渋沢栄一著、ちくま新書)、『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)、『最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』(以上、日本経済新聞出版社)、『中国古典 名著の読みどころ、使いどころ』(PHP研究所)、『アミオ訳 孫子[漢文・和訳完全対照版]』(監訳・注解、ちくま学芸文庫) など。

「2020年 『『論語』がわかれば日本がわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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