もっと遠くへ

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532169688

作品紹介・あらすじ

世界を巻き込み日本球界全体をけん引する野球人としての戦いはまだまだ終わらない。勝負は絶対に勝たねばならない。日本一、世界一、その先へ-新人時代の第1号から前人未踏の868号まで、投手・球場・打球方向別本塁打記録を一挙収録!

感想・レビュー・書評

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  • 巨人の監督を退任するくらいまでの話はよく知っているし、特に荒川さんに左で打ってごらんと言われた厩四ケープハーツの少年時代や、双子の、すぐに亡くなってしまった姉が、病弱だった王貞治の代わりになってくれたと思っていて、巨人のONでやってた頃の自分の体力気力を思うにつけその思いを強くしたという話、早実で選抜優勝した時にお父さんが甲子園まで来てくれて、指のマメを朝鮮人参で湿布してくれたおかげで決勝も投げられた話、こういうのは小学生の時に夢中になって読んだ王貞治の伝記マンガの一コマ一コマが鮮やかに思い出されてきて、懐かしかった。このマンガ、バツアンドテリーの大島さんが描いてるんだよな。
    巨人の監督になった頃からの話は、王の話として聞くのは初めてで。まぁもっと詳しく長く色々聞きたいけれど少し淡白にすぎたかな。

  • 昭和15年5月10日生まれ、177cm、79kg、868本のホームラン。18.44mという距離を隔てて投手と命のやりとりをしてきた王貞治の履歴書です。「もっと遠くへ」、2015.6発行。①早稲田実業の投手で日大三高の強力打線を完封し喜んでいると、兄から「お前は相手の気持ちを考えたことがあるのか」と諫められた。この言葉を聞いてから、私は感情を出さないようになった。②小八重恭子さん、出会って7年目の昭和41年結婚、三人の娘、2001.12胃がんで死去(57歳)③長嶋:村山、王:江夏、よきライバルに恵まれた。

  • 王貞治氏の生い立ち等詳しく知らなかった内容はよかった。

  • 王選手は私の子供の頃からのヒーロー。王選手らしく、きっちり野球経歴が書かれている。

  • 日経新聞 2015年8月6日夕刊
    目利きが選ぶ3冊
    藤島大選

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著者プロフィール

王貞治

一九四〇年東京都生まれ。早稲田実業学校から読売巨人軍に入団。七七年に世界記録となる通算七五六号本塁打を放ち、初の国民栄誉賞を受賞。数々の記録を打ち立て、八〇年に現役引退。巨人監督(八四~八八年)を経て、ダイエー、ソフトバンク監督(九五~二〇〇八年)、〇六年にはWBC日本代表監督を務めた。現在は福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長。

「2020年 『野球にときめいて 王貞治、半生を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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