ビジネススクールで身につける思考力と対人力
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2002年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532191481
感想・レビュー・書評
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「○○の抜本的強化」「××の見直し」は対症療法
「ビールを飲むと酔っ払う。シャンパンを飲むと酔っ払う。共通点は炭酸。ソーダには炭酸が入っている。ソーダを飲むと酔っ払う。」は論理が通っていない
MBAホルダーでも、他のメンバーが知らない用語やツールを連発してメンバーを不快にさせ何も成果を出せない人もいれば、的を得た発言でメンバーから感謝され成果を出せる人もいる
思考力と対人力がなぜ重要なのか、事例やクイズなど交えて紹介していて、所々で確かにそうだなと苦笑しました。
自分では論理的に考えているつもりでも不備不足があるかもしれないとか、ただ知識をひけらかすだけではなく伝え方も大事だなとか、気づきになる一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「マンガ~」で読んだ2冊のもとになったと思われる本。
「思考力」については、昔グロービスで勉強したのをなつかしく思い出し、「対人力」に関しては、もっと磨かねばと思ったのでした。
ファシリテーターを、単なる会議の進行係りと勘違いしていた自分を恥ずかしく思う。いろいろな場面でfacilitateできるようになりたい…
複雑な問題をお互いの前提にあるものを共有しながら、お互いの未知と無知を探っていくのがダイアローグに対して、ディスカッションはお互いの既知について根拠に基づいて検討していくものなのである。結論を出すときにはディスカッションは欠かせないが「氷山の全容」を明らかにするためにはダイアローグが欠かせない。
我々の知識は無知に比べたらちっぽけなものだ。「知る」とは無知という空間の中で「知」という風船を膨らませているようなものだ。多少自分の風船を大きく膨らませた位で、いかに我々が自己満足に陥りやすいことか。
重要なことは、未知と無知に対する謙虚な姿勢である。特に「知識ベースの付加価値を生む」ことが求められる今からだからこそ「知ること」を真摯に学んでいきたいものだ。 -
貸出可能です!(2020/7/21現在)
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これまたアイカタさんの本棚整理で出てきた一冊で何気なく読み始めたのですが、かなり参考になりました。
悪くない本だと思います。
自分の弱いところもぼんやりですが、見えてきた感じがします。 -
思考力と対人力。どちらも高めていきたいスキルだ。本書はそれらをどう高めていくかのハウツー本ではない。読後一番印象に残ったのは、色眼鏡を外しステレオタイプに振り回されないようにしていこうということ。
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仕事に普遍的に必要とされる「思考力」と「対人力」を鍛えるための方法が解説されている。まとめとして両方の能力が要求されるファシリテーターとしての役割について解説されている。思考するためのフレームワークなど、各種ツール群も紹介されているので実践にも繋げやすい。
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親切でない部分も多いが、概ね参照できる箇所の多い本。問題解決のステップ(一例5Force/3C/SWOT分析)があるが、用語の解説がなく、カタカナ英語なども頻出しており、文中の意見と矛盾。。但し、リーダーとマネージャー、コーチ・モデレーター・ファシリテーターなどの区別、ディベード(討論)とダイアローグ(対話)の使い分けなど、要所要素は押さえている。
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もともとそこまで理解してなかった訳ではないけど、再認識させられました。反面教師例が沢山でていたので分かりやすいし、読みやすかったと思います。人と討論、というか会議みたいな機会が沢山ある人は読んどいても損はないと思います。
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ポラリス弁護士事務所弁護士石渡真維さんおすすめの本。目的と自分の役割を考えて話を組み立てるべき。
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鴨なく鱶もなく。