日本画の巨匠

著者 : 上村松篁

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2006年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[seiyan36さんの感想 · 2023年12月26日]

本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

格調高い花鳥画の名手・上村松篁、日本人にもっとも親しまれている風景画家・東山魁夷、琳派を現代によみがえらせた加山又造、仏教伝来の道・シルクロードを描いて有名な平山郁夫―日本画壇を代表する画家たちの戦前戦後、波乱の時代の自伝。

---引用終了


巨匠の生年没年は、次のとおり。

上村松篁（1902～2001）
東山魁夷（1908～1999）
加山又造（1927～2004）
平山郁夫（1930～2009）


この中では、上村松篁を良く知らない。
上村松園は聞いたことがあるが、どうやら、その息子さんが上村松篁のようだ。


以下、上村松園をウィキペディアより引用。

---引用開始

上村 松園（うえむら しょうえん、1875年〈明治8年〉4月23日 - 1949年〈昭和24年〉8月27日）は、日本画家。気品あふれる美人画を得意とした。1948年に女性として初めての文化勲章を受章。息子に日本画家の上村松篁。

---引用終了

[めろんさんの感想 · 2010年9月15日]

上村松篁先生の文章に胸を撃たれた。あと帯の『ただ絵が描きたかった』の文章にも。手に取らずにはいられないでしょって感じ。偶然にも上村松園さんの展覧会を見に行く機会にもめぐまれ、上村親子を掘り下げたくなった。

[古戸マチコさんの感想 · 2006年11月11日]

すみません資料じゃな（もうええ/でもカテゴリあるからこっちに）
最初から好きだった平山郁夫、数年前回顧展で一目ぼれした東山魁夷、今年の展覧会でドッキュン来た加山又造、つい先日美術館で惚れたばかりの上村松篁……と100％なラインナップで買わないわけがない。いやしかし面白いです。画家にいたる道もさまざまですな。