- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532195137
作品紹介・あらすじ
『日経トレンディ』の人気連載「ヒットの軌跡」のオリジナル文庫化第2弾。「モノが売れない」といわれるこの不況下でも、必ず"ヒット商品"は誕生する。なぜ売れたのか?競合商品との差はどこにあるのか?-深掘りした取材を元に、その開発の舞台裏に迫る。
感想・レビュー・書評
-
商品の開発プロセスがわかって良かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新書文庫
-
商品企画の過程がおもしろかった。
-
いつの時代にもヒット商品はある。黄金比較プリンという名前のプリンが森永乳業で発売された。この商品がヒットしたのは、みんながおいしいと思うプリンは何だろうという疑問からであった。人気の高いプリンの味わいや触感を分析しできあがった。その時の時代に合った商品を作るのが、ヒットする秘訣なのである。おむすび山赤飯風味という商品は、好きでも作るのが面倒という赤飯を簡単にできるという商品だ。非常識に商機があるのである。
-
ヒットする商品を作るためには、『賛同』と『反対』の二つの相反するものが深く関わっているのだと、教えられました。いかにして『反対』を振り切り、『ヒット』という名のゴールにたどり着けるかが、この本に挙げられた論点だったと思います。失敗を恐れ、『反対』に打ち負けてしまうようでは、いいものはできない。この考えは万物に通じるものがあると、私は思います。