- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532195243
感想・レビュー・書評
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行動心理学の基礎を学べる。
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経済の原則等が分かりやすく書いてあります。経済とは何なのか、お金とは何なのかちょっと興味を持った人はまず初めに読んでみるよ良いかもしれません。
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分かりやすく書かれているが、一般的な行動経済学に少し発展がある程度。初めて行動経済学や意思決定論に触れたい人にはお勧め。
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人間の心理をついて、知らず知らずのうちに損をしてしまう構造を説明した本。前半は、心理学に基づいた説明で、参考になるが、後半は、投資について指南書みたいになったのが、残念。
【メモ】
パブロフの犬→自動的反応と希少性の原理。
フレーミング→人の経済行動は、枠組みが支配する。
授かり効果→自分の手にあるものが貴重に感じる現象。
現状維持バイアス→保険料を下げれないように、現状を維持しようとする傾向がある。
可用性ヒューリスティック→利用しやすい事例の比率を過大評価してしまう傾向。基準比率に注意して考えることが必要。
確証バイアス→無意識のうちに、自分の望んだ情報だけを集める。意図的に悪魔の支持者になってもらい、否定的な情報を提供してもらう必要。
BATNA→交渉学の一つ。交渉が合意に至らなかった時に、残された選択肢の中で、最善の選択をすること。
代表制ヒューリスティック→ナンバーズの例。222と914なら、222の方が珍しく当たりにくそうと感じる。この心理傾向を言う。 -
古本屋で50円で買った文庫本(笑)。
人間の心理をついた「思わず買ってしまう商品・宣伝文句」のカラクリを、心理学や経済学のキーワードを交えながら分かりやすく解説する本...だと思って読んでいたら、読み進むうちにどんどん萎えていく。
というのも、最初は確かに心理学の実験結果をベースに人間心理を解説していて非常に分かりやすく興味深かったのに、途中から「当たり前じゃないか」と思ってしまう内容にシフトし、最後(第四章)はただの資産運用指南本と化してしまった。
まぁ50円だから損はしてなかったけど、667円の定価で買うのは、それこそ「あなたがお金で損をする」一例ではなかろうか。 -
2010年7月
川口市立図書館で借りて読みました。 -
タイトルから、「自分が損をしている点がチェックできる内容」とか
もっと実用的な内容かと思ってしまっていましたが、内容は全く違い、
少々残念。ここで記されているのは「消費者心理学」とでもいうような内容。
ある夫妻の会話をモチーフに、そういう行動は実は得とはいえないという
ようなことが書かれている。内容は期待していたものとは違ったものの、
興味深く読みやすかったです。