世界で最も読まれている株の名著10選

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532196806

作品紹介・あらすじ

波瀾万丈の天才的予言者ギャン、空売りで巨額の資産を築いたリバモア、バフェットが師と仰いだ投資家グレアム-。カリスマ投資家はどのような人生を送り、いかにして巨額の資産を残すことができたのか。世界を代表する株の名著10冊を紹介しながら、カリスマたちの生涯とその投資の極意を伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り。
    株・投資に関する本の紹介。
    既読は「ウォール街のランダム・ウォーカー」のみ。こんな内容だったか?
    どの本も面白そう。ウィリアム・ギャンの本に一番興味を持った。
    紹介されている投資家全員が、頭がよく努力家で尊敬できる人、という印象を受けた。
    投資に真摯に向き合い、勉強を続けたい。

  • 「世界で最も読まれている」との触れ込みだが、その実、著者が読んで感銘を受けた10冊で、実際に世界で最も読まれているかどうかは判然としない

    また、この著者もどの程度の冊数を読んでこの10冊に絞ったかも不明であるが、著者が感銘を受けたというだけあり、なかなかの良書揃いだとは思う
    本書は、その10冊+αについての書評であり、エッセンスを抽出したものである。

    ちなみに10冊は、表紙の写真にもあるとおり、
    ・ウイリアム・ギャン「株価の真実」
    ・「世紀の相場師ジェシー・リバモア」
    ・ベンジャミン・グレアム「賢明なる投資家」
    ・「フィッシャーの「超」成長株投資」
    ・バートン・マルキール「ウォール街のランダム・ウォーカー」
    ・ジョン・トレイン「マネーマスターズ列伝」
    ・「オニールの成長株発掘法」
    ・「ピーター・リンチの株で勝つ」
    ・ロバート・ハグストローム「株で富を築く バフェットの法則」
    ・「テンプルトン卿の流儀」
    である。

    具体的な投資方法については、
    ・短期投資:「テクニカル分析重視」「追い買い」「ストップロス厳守」「トレンドに乗る」あたりのルールに従うことを重視している
    ・長期投資:基本はプライミング手法(株価が企業価値を下回っているものを買う)で、そのうえで、「逆張りで挑む」「収益性重視」「成長分野に投資」「3〜5年程度の長期保有」等の味付けをしている
    という感じ。

  • 名著が紹介されています。
    著者自身は長期投資が好みのようです

  • 波瀾万丈の天才的予言者ギャン、空売りで巨額の資産を築いたリバモア、バフェットが師と仰いだ投資家グレアム―。カリスマ投資家はどのような人生を送り、いかにして巨額の資産を残すことができたのか。世界を代表する株の名著10冊を紹介しながら、カリスマたちの生涯とその投資の極意を伝授する。

    序章 名著を読む前に知っておきたいこと
    第1章 予言の的中率ナンバーワン!ウィリアム・ギャンの『株価の真実』
    第2章 空売りで巨万の富を築いた『世紀の相場師ジェシー・リバモア』
    第3章 バフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』
    第4章 成長株投資の先駆者『フィッシャーの「超」成長株投資』
    第5章 激論を巻き起こしたバートン・マルキールの『ウォール街のランダム・ウォーカー』
    第6章 著名投資家が数多く登場するジョン・トレインの『マネーマスターズ列伝』
    第7章 独特の銘柄選びを提案する『オニールの成長株発掘法』
    第8章 伝説のファンドマネジャー『ピーター・リンチの株で勝つ』
    第9章 ウォーレン・バフェットに学ぶロバート・ハグストロームの『株で富を築くバフェットの法則』
    第10章 異色のバーゲンハンター『テンプルトン卿の流儀』

  • 読み終えていた本も多かったため、復讐のような感覚だったが、それでも忘れていた感覚を思い出させてくれたりした。
    これから、株式投資の原理を学んでいこうと思う人は、まずこの本から読んで、自分に合いそうな本を探していくと良いと思う。
    なにせ、原理系の本には高価な本が多いので。

  • 要領よく紹介されていて入門としては適切だと思います。

  • 歴代の名トレーダーの著書を紹介するだけの本。
    アマゾンのレビューを読んだ方がわかりやすいし,多くの意見を聞けるのだけど,こういう本ってニーズあるのかな?

  • 本の紹介が多くあり、オススメもきっちり書いてくれていたので、次はその本を読んでいきたいと思う。
    株のブログなんかを見て回っていると、『おすすめの本』のページが有って、アフィリエイト付きのリンクが張ってあったりするけど、それの書籍版。
    しかし、書籍だけあってアフィブログよりはしっかりと内容が書かれている。

  • 面白かった。
    総花的な内容ではなくて、著者の目線でちゃんと分類し
    それぞれの優劣、相場局面ごとでの有効性についても判断する。

    ランダムウォーク理論がダメダメなのに、名著に入っているのは
    ちょっと??か

    41 ギャン、20年で40回以上無一文。
    「元手はすっかり失ったが
    勇気を失ったことは一度もない」

    84 ギャンとリバモア
    リバモアは「お金を守るルールを決して学ばなかった」とギャン
    85 パーシー・トーマス=ギャン、「欲望と幻想の市場」
    お140 ランダムウォーク理論、現在の株価にはすでにあらゆる情報が織り込まれている、という仮説

    197 株選別には、少なくとも新しい冷蔵庫を選ぶのと同じ程度の時間と労力を

    215 バフエットの選別法則
    事業=簡明?業績?展望?
    経営=合理的?株主に素直?
    財務=株主資本利益率、オーナー収益、売上高利益率、留保資産と生み出す市場価値
    価値=企業の価値、それに対する取得価格

    とりあえず「ピーターリンチの株で勝つ」は読んでみよう

  • 景気回復に伴って起こる大型の上昇相場の時には、長期投資を勧める本が多く出され、バブルが崩壊して株価が大暴落した後には、短期投資を勧める本が多く出される。

    異色のバーゲンハンター「テンプルトン卿の流儀」
    テンプルトンの投資スタンスは
    1)見捨てられた銘柄だけを買う
    2)買った銘柄を平均4年は持つ

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著者プロフィール

西野武彦
1946年 生まれ
現在 元前田建設工業(株)、QMSエキスパート審査員、日本品質奨励賞審査員、TQM・ISOセミナー講師、日本品質管理学会員、一級建築士。

「2019年 『超簡単! ExcelでQC七つ道具・新QC七つ道具 作図システム Excel 2013/2016/2019対応』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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