- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532198114
作品紹介・あらすじ
前代未聞の検索エンジンミステリー小説
IT会社社長が殺された事件を捜査中、警察に一通の脅迫文が届く。
「『羽毛布団』のキーワードで1位を取らなければ、天誅を下す」・・・・・・。
新人女性刑事の京丸は、SEO業界を捜査するために、SEO会社
やページ制作会社に聞き取り捜査に向かう。しかし、そこには今まで
知らなかった検索エンジンの“裏"が浮かび上がり、ネット業界の
闇の部分が広がっていた。果たして、検索結果で上位表示される
方法は解明されるのか? そして、IT会社社長を殺した犯人を逮捕
することができるのか?
◎ネットビジネスを行う企業はどこも、顧客からのアクセスを増やそう
と苦心しています。HPのキーワードいかんでアクセスは大きく違ってく
るため、自社サイトの表示順位をあげようと、さまざまな工夫を凝らしま
す。この対応策のことをSEO(search engine optimization、検索エ
ンジン最適化)対策といい、SEO対策に特化したコンサルビジネスも広がり
しつつあります。
◎しかし、検索エンジンの仕組みを理解している人はあまりいません。本書
では、検索エンジンが、どのようなルールと基準のもとに、どうやって検索結
果の順位を決めているのか、がわかります。
◎本書はストーリーをたどることで、検索エンジン対策を行う心構え、SEO対
策を手伝う業者との付き合い方も学べます。
感想・レビュー・書評
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SEOのなんたるかを刑事小説風に仕立てた本。
初歩的なことを書いていて私にとっては知っていることばかりでした。
でも初心者がSEOの入門編としてはまぁいいかな、って感じ。
逆にここまで小説風に仕立て上げられたな、とは感心しました。
普段から本を読む身としては「なんでやねん!」と思ってしまうところはありましたがww詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SEOの事を題材にした、お話です。
SEOって、何となく聞いた事あるけど、全然詳しく無くて、読んでみて大まかなことがわかった。
小説として何か特別面白い!という訳では無いけれど、少しでもSEOの世界のことが知れて、楽しかった。
ホームページを作る際に、こうして最低限度の知識があるだけでも、変なところに引っかかったりしなくなるので、良いかと思います。 -
seoのさわりがわかる本。
物語としては全く中身がなし。
別に小説にしなくても...と思った。 -
SEOについて学べる一冊。ストーリー形式になっておりSEOをめぐる悲喜こもごもまで描かれておりビジネス小説としてはよい出来だと感じます。楽しく読むことができました。
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読み終わりました。
SEOの基本を知ることのできる小説。
具体的なテクニックについてはほとんど触れられてませんが、「SEOって何?」という人が最初に読むには良い本だと思います。 -
SEOの基本の基本がわかる本でした。
小説風(ベタでかつ超単純なストーリー)にしてあることで、初心者にはとっつきやすい内容だったのねはないでしょうか。
SEOときくと、なんだかわからない、難しそう、キーワードってなに?と、ハテナがたくさん浮かび、抵抗が少なからずあったのですが、この本をきっかけにもうちょっと詳しく勉強したいなと思いました。
ただ、本の中にもあったとおり、グーグルのSEOのルールは常に変化していて、去年"正"だったものが、今年は"悪"となり、ペナルティを受けるということも往々にしてあります。
情報の刷新は日々していかないといけないんだな、と改めて感じました。
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この人のSEOの本っていつも「悪い業者にダマされるな」がメインテーマ。で、じゃあ本物のSEOがどんなものかというと、あまりに難しいし複雑なのでさわりしか書けない、と。こういう業界バクロ本みたいなの出して正義感ぶる奴ってだいたい底が浅い。
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SEOの概要を刑事小説仕立てにした一冊。SEOに詳しいわけではないけれど、内容的には既知のものが大半だったので星2つ。いっぽうで、専門知識の概要を小説仕立てにして、分かりやすく解説するマーケットは確実にある。その意味で刑事ものは起承転結を作りやすくてよいテーマなのかも