大人の語彙力 敬語トレーニング100 (日経ビジネス人文庫)

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532198497

作品紹介・あらすじ

もう悩まない! ヒヤッとしない!

「読まさせていただきます」
「お客様がお見えになられます」
「いつお行きになりますか」
「お得意様各位様」
「お食べください」
……いずれもよく聞く言葉ですが、実はすべて間違い敬語!

自分の立場によって、尊敬語や謙譲語を使い分ける必要があるので、
仕事上の敬語は少し厄介です。


また、
「わかりませんので」ではなく、
「わかりかねますので」(問い合わせに対して)。

「ご連絡先をうかがえますか」ではなく、
「念のため、お電話番号をうかがえますでしょうか?」(電話応対)。

「先ほどのお話ではよく理解できませんでしたが」ではなく、
「もっと詳しく教えていただきたいのですが」(会議で)。

「頂戴いたします」ではなく、
「供えさせていただきます」(葬儀の受付で)。

こんな風に語彙力を駆使して、ちょっと言い回しを変えるだけで、
デキる人、信頼感のある人と評価がグンとアップします。

本書は大人のための敬語ドリルです。
ビジネスシーンごとに、
まずは問題(クイズ)を解き、その後、解説をチェック。
解説を読めば誰でもラクラク、
敬語とそれにまつわる語彙力を身につけることができます。


※『大人力を鍛える 敬語トレーニング』(池田書店/2008年)に
100ページほどの大幅加筆をし、文庫化したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 間違って使いがちな敬語表現の学び直しに。
    電話対応から結婚式や葬儀や禁句など、ビジネスで使う敬語について広く対応しています。クイズ形式でトレーニングできるのも良いと思いました。

    ×お探しでございますか
    ○お探しですか
    丁寧語「ございます」を相手の好意に対して用いるのは誤り


    ×なられました。
    ○なりました
    「おかえり」すでに尊敬語になっているため「なられました」と重ねて尊敬の表現をする必要はない

    こういう表現、よく聞くし私もやってしまいがち。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 答えの解説が敬語じゃないのモヤモヤ

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著者プロフィール

本郷陽二(ほんごう・ようじ)

1946年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。光文社カッパブックス編集部を経て、編集企画プロダクション「幸運社」を設立。歴史・雑学・日本語からビジネス・発想まで幅広いジャンルの書籍で活躍。
主な著書に『頭のいい人が使っている敬語のルール』 『「どこか品のある人」の言葉づかい』 『おもしろ雑学 世の中のふしぎがわかる話260』 『もののはじまり おもしろ雑学』 『一緒にいて楽しい人 疲れる人』 『身のまわりの疑問が解決する 雑学の本』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)、『今さら他人に聞けない 小学校で覚えた漢字』(KADOKAWA)、『これで差がつく!大人の「国語力」養成講座』(日本文芸社)、『日本人が「9割間違える」日本語』(PHP研究所)、『初対面でも、相手がどんどん話し出す! 沈黙がコワい人のための聞き上手のコツ』(朝日新聞出版)などがある。

「2022年 『今さら他人に聞けない! できる大人 「この差」って何だ?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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