リーダーは最後に食べなさい!: チームワークが上手な会社はここが違う
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2018年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532198626
作品紹介・あらすじ
●なぜ、あのチームはメンバー間の協力が上手なのか?
●なぜ、あのリーダーの目標には、部下が従うのか?
●なぜ、あの人たちは、楽しそうに働くのか?
――すべてのカギは、「職場の安心感」にあった!
●本物のリーダーは、保身を求めない。
●本物のリーダーは、グループ全員の責任を負う。
●本物のリーダーは、わが身を犠牲にしてでも部下を守る。
「安心感の砦」がなければ、部下たちは能力を十分に発揮できないし、発揮しようとも思わない。
「親」のような絶対的な愛を部下に持ち、人間的に尊敬できる人でなければ、優れたリーダーにはなれない。
では、あなたの何を変えれば、利己心を棄てて、部下のことを第一に考えるリーダーになれるのか?
TEDトークで視聴者数ランキング第3位、3700万回以上再生された人気著者が、部下から信頼されるリーダーになるための極意を、米海兵隊や企業の実践から解き明かす。
感想・レビュー・書評
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リーダーとは、率先してフォロワーを護ろうとする人。だからこそ、フォロワーはリーダーについていく。
2つの体内反応を私たちは持っている。
オキシトシンの愛を育てる系。
ドーパミンの刺激を追い求める系。
リーダーがどっちの系で対するか?で、組織の在りようが変わる。
対照例として、GEとコストコがあげられる。
昔は従業員の首切りは組織として最後の最後に行っていた。それが1980年代には入り、従業員はコストの数字に成り下がった。
長期視点で言えば、GEとコストコの株価をみればわかるように、オキシトシン系、従業員を護る系が持続的な成長を遂げていることがわかる。
ミルグラム実験が示すように、上司がどちらの系で部下を扱うか?で、上司が行うこと以上に、権威者としての「暴力」が吹き荒れるようになる。
アメリカでは世代により、時代の影響から考え方、振る舞いが違う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やはり仲間との帰属意識が大切だと実感しました。でもTPOに応じて、誰と一緒にいたいのかを考えないといけないのではないのでは? 多様性は大切かもしれませんが、あまり雑多に付き合えば疲労困憊してしまうかも。