- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260712
感想・レビュー・書評
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地域史
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多数の写真・地図を交えた、太平洋戦争全体の記録。
記述には著者の主観的解釈のような部分は少なく、事実が淡々と記されており、太平洋戦争の史実を客観的に掴むために、恰好の一冊と言える。
新書版でありながら、多くの印象に残る写真が掲載されている。
~二・二六事件の翌朝の、戒厳令が敷かれた東京・九段の軍人会館を警備する憲兵隊
~陥落した南京城内に入ろうとする日本軍兵士
~サイゴンに進駐した日本軍の銀輪部隊
~ガダルカナル島の日本軍将兵の屍の山
~連合軍の艦砲射撃で唯一残ったギルバート諸島タラワ島の鳥居
~出撃に臨む神風特攻隊「敷島隊」
~沖縄で米軍に保護され、米兵の水筒から息もつかずに水を飲む女の子 等
(2010年9月了) -
読みやすくて一気に読んだ!
時系列ちゃんとしててポイントも抑えていて
これを繰り返し読んで頭に入れれば基本的な知識はOKだと思う。
それにしても、学校の歴史授業だけでは真実を知らなすぎだな自分…
知らないことが罪になるって、こういうことかも。
同じ日本人として、人として、過去に何をしてきたのか、何が起こったのか、知っておくべき。
そのためにこういう本があるのはとても助かります。 -
満州事変(1931年)から終戦までの歴史的経緯を簡潔にまとめた本。見開きの2ページ毎に最低1枚(平均2枚以上)の写真が掲載されているのが特色で、当時の様子がリアルに伝わってくるのがよい。
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???
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太平洋戦争についてまず大きな流れを掴むのに適した本だと思う。タイトル通り写真が多いため、当時の状況を想像する助けになる。ポイントだけを解説するものなので、歴史を深く知りたい人には物足りない。他の書籍を読んでいるとそれらと繋がってより理解が深まる。
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8月の終戦の季節なのでと読んでみた一冊。
これが60年前のここなのかというのが本当に信じられない。
右翼左翼ではなく、事実としてこういう世の中になることもあるんだということを認識しておきたい
※9/5にまとめて入力 -
近代史を学び直したくて本を探していました。なぜ、戦争が起こったのかを知るには、もう少し遡らなければならないし、深く進まなければならないのですが、画像が多く、読みやすく、初心者にはうってつけでした。これをベースに、もうちょっと掘り下げてみたいと思っています。