買わされる「名付け」10の法則

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260729

感想・レビュー・書評

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  • 世の中に溢れる企業名、企業スローガン、商品名、キャッチコピーの数々。それらにどのような意図が込められているか、様々な具体例が掲載された一冊。
    とにかく具体例が多い。飽きずに読めることは確か。
    でも、もう少し緩急つけて、深堀していくところはもう少ししっかりページを割いても良いのでは、と思った。

    敢えてネガティブメッセージを発信する方が、受け手側にストレートに届く、という考え方には納得。

  •  ノウハウ本ではなかった。ヒット商品の商品名やコピーを分類して紹介してあるだけだが、言葉遊びが楽しい読み物、カタログだった。

  • コンシューマ向け製品を中心に様々な製品名やキャッチコピーが続く。最初は面白かったんだけど、延々とそれが続くと食傷気味になってしまい、ただ羅列しただけのように受け止めてしまうような印象。せっかくいろいろ調べて考察しているのにもったいないなぁと。コピーライティングする人たちにとっては歴史を学ぶという意味でも非常に重要な教科書になりうるような気はしますが。

  • [ 内容 ]
    絶妙の名付けが人にそのイメージを刷り込み、「買いたい」衝動を生み出す。
    わずか10文字にも満たないコトバの持つ不思議な力が「モノ」や「イメージ」「場」に最大限マッチしたとき、売れ筋ができあがる。
    モノが売られるとき、同時に「コトバ」が売られているのだ。

    [ 目次 ]
    コトバを売る
    際立たせる、覚えさせる
    違いを出す、違いを説明する
    イメージを利用し、イメージを変える
    ネガティブからポジティブへ
    気づかせ、意識を変える
    目に見えるように描く、場面を描く
    時代を捉え、リードし、先取りする
    憧れを抱かせ、自信を持たせる
    ターゲットを絞る、用途を絞る
    ルールに従い、責任を回避する
    グローバル化に向けて

    [ POP ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ■概要
    世の中にある、商品サービスの名付けについて、豊富な事例を類型化して紹介した本。
    とにかく、事例が多いので驚きます。

    ■仕事に役立つ点
    丁度ネーミングで困っていたときに石さんに紹介してもらった本。

    本の説明にもあるのですが、モノが売られる時、同時に「コトバ」が売られている、という点は非常に共感。

    まぁ、しかし、モノはいい様、とはよく言ったもので、ネガティブイメージをポジティブへの章は、とても面白く読みました。
    (普段、ポジティブな言い回しを考えていることもあるので)

    死亡保険ではなく生命保険、高齢者ではなくてアクティブシルバー、カプセルホテルはファーストキャビン、等々、まぁ、良くぞ言った!と思いますね。

    韻や強弱と言うのも面白かった点で、「トムとジェリー」は「ジェリーとトム」ではリズムが悪い、「サイモンとガーファンクル」も「ガーファンクル&サイモン」ではNG、というくだりはなるほど、でした。

    言語好き、コトバ好きにはたまらない一冊です。これ。面白い!
    (はっせー)

  • ◎0218269926

  • いろいろな気付きがありカネボウ•花王•資生堂などの化粧品業界の身近な話題もあり、付箋をいっぱい貼ってためになった!日経MJの新聞広告の書評を見て購入!

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