世界経済 チキンゲームの罠 (日経プレミアシリーズ)

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  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532263973

作品紹介・あらすじ

次の火種はどこにあるか?

神経戦続く米中貿易摩擦、遠心力強まるEU、
新興国バブル崩壊、投資資金巻き戻しで揺らぐマーケット――。
国際情勢は、当事者たちが振り上げた拳を下ろせない
「チキンゲーム」の様相を呈している。
日経編集委員・WBSキャスターが、複雑さを増す世界を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • ●マスメディアを信頼すると回答したのは共和党支持者の家わずか14%。民主党支持者の72%がマスメディアを信頼していると言うのと対照的。
    ●最高裁の判事は終身。その判事の多数派を保守が押さえることに成功した事は、トランプ大統領の大金星と見なされている。
    ●ペンス演説は21世紀の「鉄のカーテン」
    ●3人のMは世界を分断する。メイ、マクロン、メルケル。マクロンはビジネスに優しい政策を、国民には負担を。黄色いベスト。
    ●朝鮮は実際には中国の一部であったとの説明を受けたトランプは北朝鮮問題をひとまず中国に委ねようとした。米中が手を握ると自らの存在を脅かすと感じた北朝鮮はミサイル発射と核実験を繰り返す。米国への求愛行動に見えた。
    ●金正恩が言うのは、朝鮮半島の非核化であって、北朝鮮の非核化ではない。つまり韓国の駐留米軍も非核化せよとのこと。

  • 東2法経図・6F開架:B1/9/397/K

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著者プロフィール

日本経済新聞社編集委員。テレ東WBSキャスター。
81年慶応大学大学院卒。同年日本経済新聞社入社。金融部、チューリヒ支局、経済部編集委員、論説副委員長、米州総局編集委員などを経て現職。2008年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。

「2020年 『コロナクライシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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