コロナクライシス

著者 :
  • 日経BP日本経済新聞出版本部
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532264338

作品紹介・あらすじ

新型コロナウイルスの大流行はグローバル化した世界をずたずたに切り裂いた。
「対岸の火事」と慢心していた欧米諸国、
隠蔽と強権、「マスク外交」の中国、
政府の危機管理と国民の忍耐力が試される日本……。
日経編集委員・WBSキャスターによる緊急報告。

本書まえがきより
中国が、欧米が、新興国が相次いでロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。
そして日本は全国がコロナ緊急事態に。
大封鎖の結果、世界経済は1929年のウォール街の暴落に始まった、
大恐慌の時代以来のマイナス成長と大量失業に陥った。
世界各国は必死にお札を刷って得たお金を、困窮した人々や企業に配っている。
いずれも、記憶にない、見たこともない光景である。
フランスの作家カミュが『ペスト』で、英国の作家デフォーが『ペスト年代記』で描いたような世界。
だがそれは、今の現実である。
本書は一連の出来事を時系列で整理するとともに、なぜこんな大惨事が起きたのか、
どこに問題があったのかを解きほぐす。
各国・地域の出来事はいまだ進行形であるが、まずは事態の整理を。
そのうえで、コロナが変えた経済と社会の今後についても考えてみた。

隠蔽と楽観がパンデミックを招いた!

◆封じられた武漢・李医師の警告
◆事態を甘くみていた世界各国の政治家たち
◆なぜかWHOのサイトに載った成田空港の写真
◆IMFの最悪シナリオは、5.8%のマイナス成長
◆大封鎖が1929年以来の大不況を引き起こす。

感想・レビュー・書評

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  • 2020年5月時点での状況がよくまとめられている。
    外交、経済面に焦点をあて、リアルタイムで情報をたくさん集めていることがよく伝わってきた。

  • 2020年5月時点での問題をまとめてある。
    今後どのようになっていくか。

  • 東2法経図・6F開架:B1/9/433/K

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著者プロフィール

日本経済新聞社編集委員。テレ東WBSキャスター。
81年慶応大学大学院卒。同年日本経済新聞社入社。金融部、チューリヒ支局、経済部編集委員、論説副委員長、米州総局編集委員などを経て現職。2008年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。

「2020年 『コロナクライシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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