MBAコースでは教えない創刊男の仕事術

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532310493

作品紹介・あらすじ

リクルート伝説の男の起業術!20年で14のメディアを開発。「とらばーゆ」「フロム・エー」「じゃらん」…次々とヒットを飛ばした目からウロコの仕事の発想。

感想・レビュー・書評

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  • 参考図書

  • 〇〇元年、「市場調査」は算数・「マーケティング調査」は国語、ヒアリング:「属性、行動、動機・背景、心理・思考、感情」、夢・誰・何、ブレストは小学3~5年生、右手にロマン、左手にソロバン、心にジョーダン、社会の利益をわが社の利益とする、怒るとき人は本音しか言わない、内勤全員で皆営業マンキャンペーン、開発した三年分の想いを語る

  • 【読書メモ】
    ・受け手のプロになる
    ・ヒントやネタは普段の生活の中にある
    ・ちゃんと生活しながら、喜ぶ。驚く。怒る。不思議がる。
    ・電車の中は眠れる輸送貨物状態ではもったいない
    ・①人に聞きまくる ②資料を読みまくる ③とにかく実践する
    ・マーケティング=人の気持ちを知ること
    ・①人の気持ちを知る ②それを言葉にする ③言葉をカタチにする ④出来たカタチを、ふたたび言葉で人の気持ちに訴える
    ・市場調査は算数、きのうまでの「人の行動」を数字で知る
    ・マーケティング調査は国語、明日からの「人の気持ち」を言葉で知る
    ・「した」と「思う」を聞き分ける
    ・夢より愚痴に本音がこもる
    ・自分マーケティングではない。答えは相手
    ・炭坑のカナリアが明日のヒントを教えてくれる
    ①普段ちゃんと生活をしている。真面目に消費者をやっている
    ②考えて選んでいる。買っている。判断・選択・決定している
    ③買った後の「快」「不快」をちゃんと感じている。その感情に忠実である
    ④それを明確に表現できる。言葉・表情・ジェスチャーで。図解で
    ⑤毒ガスを裏返して、対策、解決策、代案までいってくれる
    ・褒め言葉が自由、平等、博愛を実現する
    ・ブレストは最終的に利益を生み出す
    ・漢字の業界用語やカタカナに逃げない。大事なことはひらがな(普通の言葉)でまとめる
    ・ブレストは夢→誰→何を考える
    ・「属性」で安易に誰を決めない
      例)フロムエーのターゲット×「若者」「学生」「10代」 〇「もっとバイトを楽しみたい」という夢を持つ人
    ・「ハングリー精神」と「大好き精神」が新しいものを生む
    ・ヒアリングした人を絵にかいてみる
    ・行動をひとくくりにすることで誰を判断する突破口になる
    ・原寸主義・実物主義・現場主義を貫く=ユーザーファースト
    ・右手にロマン、左手にソロバン、心にジョーダン

    【感想】
    ・具体例で年賀状が出てくることに違和感があり巻末をみると出版2004年。約15年たったいま年賀状文化は古い。
    ・右も左もわからない状態からついて回って覚えていく姿が自分と重なり鳥肌。
    ・毎年「〇〇元年」をつくること。去年は料理かな、今年は音楽フェスだな。DJとアクロバットも習いたい。
    ・あちこち闇雲に駆け回って得ていきたい

  • 旅行業界に価格談合があったというのは面白かった。

  • 平易な文章で読みやすかった。ビジネス書を血眼で読む層以外にも楽しめるよう、わかりやすく書いてくれている印象。

  • ビジネスモデル、量の質への転化、リサーチといった、リクルートならではのノウハウがわかる。

  • ・いい商品をつくるためには「商品」のことを考えてはならない
    ・いちばん知らなくてはいけないのは「相手」のこと

    ・送り手のプロになるためには、受け手のプロにならなくてはならない
    ・会社のデスクでは考えちゃダメ。そこは送り手の空間

    ・「職場では遊びの話を。酒場では仕事の話を」

    ・「マーケティング」とは、「人の気持ちを知る」こと

    ・市場調査・・・・・・・きのうまでの「人の行動」を数値で知ること
    ・マーケティング調査・・明日からの「人の気持ち」を言葉で知ること

    ・「ニーズ」よりも「コンプレイン(不平・苦情)」

    ・「全員賛成」では、市場は創造できない

  • スティーブ・ブランク「アントレプレナーの教科書」よりも先に出版された今で言う「顧客開発モデル」を実践するための本。

    実体験や個人的な想いを語りながら書かれているため、すっきりとはいかないが、新サービス、新製品開発のバイブル。

    枝葉末節の事柄を一切廃したシンプルな原則がここには載っている。

  • 【「創刊男」と呼ばれた男の書】
    リクルートにて、「フロム・エー」や「ゼクシー」などを考え出した、倉田学氏の本。

    リクルート時代の働き方を紹介し、どのようにして上記の雑誌が生まれたのかを歴史を追うように書いてある。

    「創刊男」と呼ばれた倉田氏は、決して天才な人ではない。人並みならぬ努力が、彼を彼らしくして、一度聞けば誰もが聞いたことのある雑誌をこの社会に生み出したことが理解出来る。

    実体験に基づいて記述されているため、非常に具体的で分り易いので、かなり読みやすい。しかし、理論化がされておらず、書きたいことを書きました!的な感じになっているので、☆3つとした。

  • 【売れるモノを生み出す8つの掟】

    1章 ちゃんとふつうに生活すること
    2章 「人の気持ち」を聞いて、聞いて、聞きまくる
    3章 「不」のつく日本語をもとめて
    4章 ひたすらブレストをくり返す
    5章 不平不満をやさしい言葉でまとめる
    6章 まとめた言葉をカタチにする
    7章 プレゼンテーション―市場への第一歩
    8章 「起業」―夢を見すえて変化に即応する

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