上司殿!それは、パワハラです

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532311995

感想・レビュー・書評

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  • 6、パワハラにならないコミュニケーションのコツ
    7、パワハラ上司からの脱却
    は他にはあまりないかな

  • 読書ノート3/5ページ。
    自分が何に悩んでいるのかの分析目的と、「お前の上司はパワハラだよ」と父に言われ、「パワハラの定義って何だ?」と疑問に思い読んだ本。ノートに書いているが、当該の上司はパワハラではないと判断。
    以下、本書で鬼の様に共感・+にも-にも心に響いた内容の引用。
    「職場の士気が下がるということ=皆が無感覚、無感動、無責任になること」
    「消費者や顧客のためにと思い正直にビジネスをやればもうからないし、もうからないような仕事の仕方をする担当者は無能扱いされてしまう。また現場で実直に仕事をしている者がバカをみるという組織になっていれば、問題は隠ぺいされてしまいます」
    「短時間で常に成果を上げなければならないプレッシャーは、末端の社員に重くのしかかってきますが、数字の責任を問われる責任者自身も厳しい状況に置かれていることには変わりありません。こういった仕事環境の中で、じっくりものを考えたり、納得しなければ動かない部下や、少し厳しく叱ったら会社に来なくなってしまうような部下は、『ただのお荷物』。辞めてくれるか、他の部署で引き取ってもらいたいものだ――管理職としてはそんな心境にもなるのではないでしょうか。」
    「上司に相談しても聞いてくれないという孤独感や落胆は心理的にさらなるダメージを与えています。」

  • 前半は読んでいて暗い気持ちになってしまった。
    いったい、どうすれば、パワハラ・セクハラはなくせるのか?わからなくなる感覚だった。が、後半書いてあったことは、結局は、上司側のマネジメント能力を高め、部下のコミュニケーション能力を高めること、組織としてまっとうな経営をすることなど、しごくあたりまえのことだったので、ホッとした。

    パワハラになりがちな上司の例がいくつか書いてあったが、いずれもよくありがちなケースであり、本人、仕事を一生懸命しているケースが多い。まさしく、私が主催しているNPO法人ヘルスコーチ・ジャパンで取り扱っているケースである。結局は、部下が仕事しやすい活き活きした職場を作ることが、パワハラ・セクハラをなくし、業績をアップするんだなと思った。

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著者プロフィール

岡田康子(おかだやすこ) 
短大の保育科を卒業後、千葉県内の幼稚園で年少〜年長児を担任。劇の発表会ではクラスの子どもたちと一緒に物語を創作。音楽を学んできた経験を活かし作詞作曲も行い、クラスオリジナルのオペレッタを毎年発表していた。出産を機に退職し、岡田光司写真展の企画や地元のアーティストと連携して音楽と写真のコラボコンサートなどを企画。元保育者としての経験を活かした写真の紹介や風景写真に合わせた詩の朗読なども行なっている。絵本の出版は今作が初めてとなる。

「2022年 『赤い鉄橋を渡っていくよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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