「オトコらしくない」から、うまくいく

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532316419

感想・レビュー・書評

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  • ユニクロの広告などで一躍有名になった
    アートディレクター佐藤可士和の奥さんの対談本。
    佐藤可士和さんの本も面白いのですが、
    実は奥さんの本はもっと面白い(自分的には)。

    見た目がちょっとハデなので、とっつきにくいところはあるのですが、
    言っていることはとてもまともで、逆に自分が反省すべきこと多し。
    どうやら女性の間では、理想の女性像の一人として、
    じわじわと人気が出てきている様子です。

    悦子さんの本は、女性だけでなく、
    男性にも読んでもらいたいと思います。

  • オトコらしくないとは
    アウェイである、素人である
    時間を守る、地味な細かい仕事こそきっちりする

    お金と「権利」「義務」「責任」は直結している
    キツい場面は、淡々と論理を保つことで乗り切る。

    あ、うんではなく、概念やイメージはできるだけ言語化、数値化して共有する

    子供の事情を仕事のいいわけにしない。

    タイムマネジメントをしっかりし、仕事の成果をあげつつプライベートも充実させる。

    人生の優先順位を決め、捨てることを考える

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「捨てることを考える」
      そっか、、、それが出来ないからダメなんだ。他は何とかだと思うけど←甘い評価。
      「捨てることを考える」
      そっか、、、それが出来ないからダメなんだ。他は何とかだと思うけど←甘い評価。
      2012/12/19
  • ひたむきな努力が伝わってきた。
    けどこの種の頑張りばなしは、もはや一昔前に喜ばれる内容ではないかなと時代を感じてしまった。
    もう少し前に手に取りたかった本だった。

  • ・スケジュールは基本その日にフィックス
    ・仕事の人間関係は努めてドライに、平等に
    ・常に笑顔で、感情を出したら負け
    ・断るときほど丁寧に

  • 佐藤可士和さんの奥さんについて、対談でまとめた本。彼女の理路整然とした仕事の捉え方は参考になります。ただ、対談相手の方が、NGな人との比較で持ち上げることが多く、名前は出ていないとはいえ、ちょっと疲れました。佐藤悦子さんの考え方について知りたいなら、別の本でいいかも。巻末の、元東レの佐々木常夫さんとの座談会はおもしろいです。

  • ビクトリア・ベッカムを思い出します。

    才能あふれる夫をトータルプロデュースできる妻。
    夫の名声で自分の商売をしてる、タレント妻とはまるで違います。
    「内助の功」的な位置ともまた違う。

    カンパニーの同士としての客観性が素晴らしいなぁ。

    佐藤可士和さん側からの妻への評がないので、本の中に数行でいいからそれが欲しかったなとも思いました。

  • ユニクロのデザインなどを手掛ける佐藤可士和さんの会社のアートディレクターでもあり、奥さんでもある佐藤悦子さん。
    こんな生き方もステキだなとは思うけど、私自身がもっと作り手にまわりたいと思ってしまった。

    ただ、悦子さんの仕事への取り組み方は学ぶことが多かった。
    また女性は感情が顔に出やすいこと・自分の私的な状況に甘えがちとのこと。たしかに。気をつけなくちゃ。

    可士和さんが悦子さんに言った言葉がいい。パートナーとはそんな関係でいたい。
    「自分一人だと、自分の目の前の左右180度の視野しかない。
    見えているところはすごく見えるけれど、見えていない部分も多い。その、死角になっている部分を、向き合って立っているパートナーが見ているので、結果的に360度の視野が手に入る。」

  • 佐藤可士和さんの奥さんでマネージャーの
    佐藤悦子さんへのインタビュー。

    内容としては、企業社会における「オトコらしさ」は、
    これからの社会では足かせになる!?みたいな対談。

    気になったフレーズは、(佐藤可士和さんの言葉なんですが、)
    「アイデアは誰でも出せる。大切なのはそれを定着できるかどうか。」
    という所でした。。

    私も、この世に何か残せるように頑張ります。(^^)

  • タイトルを見る限りでは、肉食系ではなく、草食系だからとそっち系の本かと思ったのだが、「オトコらしくない=女性」ということで少しタイトルをひねったところに違和感を覚えた。内容は佐藤可士和の妻(悦子)と女性ジャーナリストの対談という形式になっており、非常に読みやすいのだが、これだけ変革を求められている中にあって、まだ男性社会なるものに固執するところもあるのかという印象を受けた。読まれるべき対象が、一昔前のおじさん世代と想定されうるため、今の若者からしたら、言っていることが至極当たり前のように感じてしまうかもしれない。ただ、そうはいっても、働き方であったり、男女の在り方、そして仕事に対する姿勢など、読むべきパートはまだまだ他にもあり、人によって好きなところを拾い読みするくらいでもいいのかもしれない。

  • 図書館で借りた。佐藤可士和の妻でありサムライのマネージャーが著者。

    対話調なので非常に読みやすいが、たんたんと語る揺るぎないスタンスはものすごく参考になる。従来の仕事の進め方を男らしいと定義した時に、そうではないコトを女らしいとしているわけだが、けして女性だけが読めばいい本ではないと思う。
    でも、女性や上司にはぜひ読んで欲しい。
    けっきょく、わけのわからない、ダメな人たちに、苦労して伝えたり動かしていくのは、勉強したり苦労したり頭のきれる人たちなんだろうけど、その先にある何かを成し遂げるには、そんなコトで立ち止まっている暇は無いのだろう。

    有名税みたいなのはないですか?という下世話な質問にも、きっちり答えていて、もう脱帽。

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