IFRSで企業業績はこう変わる: “実質重視”が明かす真の実力

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532316891

感想・レビュー・書評

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  • 最悪。金返せていう本。

    ifrsと日本基準の比較で理解と思ったけど、見当外れ、日本の商社の将来像を2ページ以上で語ってるバカ。しかも話の進め方が下手

  • IFRSについて、いたずらにパニックを煽ることもなく、イラストも交えて本質をわかりやすく説明している。一番印象に残った言葉が、「包括利益計算書が開示されるようになっても、投資家がいちばん重視するのは、当期純利益です」。投資家をはじめとするステークホルダーにとって、どのような情報開示が一番判断を誤らないか、という軸がブレてないので、とても納得感を持って読めた。

  • わかりやすいのですが。。。常勝FM!?w

  • FMによるIFRSの紹介です。専門用語は易しく言い換えていますし、仕訳はいっさい出てきませんので、会計が専門では無い方が、IFRSって何?というのをざっくり知るのにお勧めです。
    タイトルでは「企業業績はこうかわる」とありますが、凡百のIFRS本にありがちな「利益激変!時価主義、けしからん!」などという煽りとはいっさい無縁であります。
    また、IFRSでののれん非償却への批判や、株式評価差額の純利益への反映(PLヒット)が日本の会計実務界からの意見で「その他包括利益」への算入も認められたことなど、公平公正な記述もあります。
    ものづくり信者顧問様や陰謀論者の意見を聞くのは実に無駄なので、会計専門家では無い方のこういう平易なIFRS本が普及することを望みます。
    なお、資産除去債務が不動産時価開示のためとか、遊休不動産の時価開示が日本基準では求められない、積み立て不足の定義がおかしい(退職給付引当金を無視?)など細かな誤りはありますが、本書の価値を損なうものではありません。
    特に金融業界の方に、ご一読をお勧めします。

  • IFRSの入門書。
    簡潔で細部は割愛されているが全体像理解には良書。
    ただ会計とかまったく触れたことない・勉強したことない状態では読みにくいかと。
    収益認識基準、売上から除かれる売上、税法と財務の減価償却の違い、のれん償却、自己創設ののれん、開発費の計上、包括利益、不動産評価、オペファイリース、退職会計。

    あと証券アナリストの範囲と被るとこも多く、勉強中の自分にとっては理解を深める良い機会にもなった。

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著者プロフィール

楽天証券経済研究所 所長兼チーフ・ストラテジスト
1984年慶應義塾大学経済学部卒業、大和住銀投信投資顧問などを経て、2014年より楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジスト。2015年より所長兼務。日本株ファンドマネージャー歴25年。年間100社を超える調査取材をこなし、公的年金・投資信託・NY上場ファンドなど20代で1000億円以上、40代で2000億円超の日本株運用を担当。ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)を大幅に上回る運用実績をあげてきた。

「2021年 『NISAで利回り5%を稼ぐ 高配当投資術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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