リーダーはストーリーを語りなさい: 顧客と従業員を魅了し、説得し、鼓舞する究極の方法
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2013年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532318703
作品紹介・あらすじ
GE、ディズニー、P&G、マイクロソフトなどで使われているノウハウを一挙公開!物語が人を動かす。
感想・レビュー・書評
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頭にストーリーがあるかとうかで覚えやすく、聞き入り、奮い立たせ、人から人へ広がる。ストーリーは失敗談が教訓として最良で、成功、身近なこと、人から聞いたことでもファイルで残しておく。
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ストーリーテリングの有効性がとても良くわかる。
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この本にのっているストーリーは確かに力を持っているように感じる。ストーリーと聞くと公式でない感じがして、人はとかく公式な依頼や報告書などを信頼するし、人を動かす・納得させる力があると考えているように思う。
でも実際いろいろ経験した中では人と人との関わりあいで物事が動くことは多くて、その時に力を持つのは信頼であって、それは感情的なものかもしれないと思えるようになった。そういう意味でストーリーが力を持つのかもしれない。公式な依頼や報告書は無機質なので、人との関わりにおいて逆に力が弱まる気がする(組織を相手にすると逆に無機質になっていくような)。
ストーリーを語れるだけで済むとは思わない(まず自身が善くあることが大事)けど、力がほしいので密かにストーリーテラーも目指してみよう。 -
今はリーダーではありません。いずれリーダーかどうかはわかりませんが、複数人を率いる立場になるかもしれません。
そんな時に、その人たちを鼓舞することができるか。そもそも、鼓舞する必要がなく、それぞれのライフスタイルに合わせた対応をすれば良いのか。
いずれにせよ、本書に沿うならば、自分で語れるストーリーを複数持っている必要があるかもしれません。今の自分に語れるストーリーはあるか。パッと浮かぶのは以下の通りです。
・4年目の会社分割での売却対応
・5年目のグループ会社のクレーム対応
・6年目の海外実習
経験を語るにはまだまだ足りません。日々、積み重ねです。 -
P&Gコンシューマー&コミュニケーション研究所所長が
書いたストーリーテリングの本。
論理的な根拠、具体的な数値以上に、
人々を納得させて、行動させるのは、
他でもない「ストーリー」。
それは何もプライベートだけでなく、
ビジネスの場でも言える。
自分は今までビジネスの場では使えないと思っていたが、
そうじゃないんだって思い知らされた。
P&GやGEなど米国大手企業のCEOもストーリーを
語っている。
ストーリーの力について書かれた本、
そして実践で使えるように項目別で解説されて、
その項目毎に使えるストーリーが書かれている。
読んでいて、自分の内からふつふつと
力が込み上がっているのが感じられた。
ストーリーを語れる者になろう。 -
“ストーリー”というほどしっかりしてなくても、ちょっとした具体例や、伝えたい事と似たような教訓がある身近な話になるだけでも、箇条書きの結論より記憶に残るなと改めて実感。しかしその時々に適した話って、なかなかスッと出てこない(^^;
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ポール スミスさん違いだったがソコソコ面白かった。
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ビジネスで人を説得し動かすべき状況と目的をリストアップし、それぞれに有効なストーリー例を示す。よいストーリーの探し方、編みだし方、推敲、活用方法。
個々のストーリーはそれぞれになるほどなので、ついついストーリーの方を読んでしまいます。本として読むべきは、ストーリー以外の部分なのですけどね。 -
2013年64冊目。
状況に応じてリーダーはどんなストーリーを語ればいいのか。
100以上の具体的なストーリーと共に、そのエッセンスが書かれている。
副タイトルからも分かるように、ビジネスのシーンに合わせた事例が多いが、
他のシーンでも十分使える内容。
「ストーリーテリング」について学ぶのであれば、必須の書だと感じる。 -
邦題はごちゃごちゃとよくわからない表現してるけど、「Lead with a Story」という原文のタイトルが正解。
現代のビジネスシーンに合わせた様々なストーリーを通じて本書で語られる教訓は、「人を動かす」の現代版と言っても大げさじゃないくらい。ビジネスの技術論として読むよりも、それぞれの物語で語られる考え方を噛みしめるように読みたい一冊。
語れて語られる、そんな存在が―リーダー。