情報漏洩9割はあなたのうっかりミス: 今日からはじめる防衛術

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
2.92
  • (1)
  • (2)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532319076

作品紹介・あらすじ

情報は見られていても気がつかない、盗まれたら取り戻せない。99人がセキュリティに気をつけていても、1人が「うっかり」したら一巻の終わり。会社の機密情報から個人情報まで、"ダダ漏れ"させないためのセキュリティ護身術。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 情報漏洩については、疑えばキリがないですが、確かに、この本に書かれているレベルを目指すべきかもしれません。

    社内で最もセキュリティレベルが低いところが、自社のセキュリティレベル、という指摘は、当たり前でありながら、見落としがちなところだと思います。
    そのことを念頭に、まずは、社内で最もセキュリティレベルが低いところから順に、改善をしていきたいと思います。

  • 個人情報の流出が新聞に掲載されることもある中で、情報漏洩の危険性もそうだが、それを防ぐべき情報セキュリティ部門のためのような一冊。セキュリティ対策部門の運用担当者が読むと納得する部分は多いと思う。情報漏洩のリスクを周知するために、本書の内容をかみ砕いて説明されると、社員も納得してくれるかも。インターネットを使う、あらゆる人に役立つ一冊だと思った。

  • 大がかりなものでは、ニュースにさえなる情報漏洩について、
    時代背景から、媒体別、自滅と外部からの攻撃等のあらゆる視点から、
    その発生要因と対策を述べる内容。

    漏洩防止に必要なものを、本書では仕組み作りと個々の意識とされている。
    わかりきっていることであり、その意味では読んで参考になる箇所はない。
    しかし、情報漏洩が何故起こり、起こると何が起こるのか?
    痛いほど認識でき、上記で言う意識は間違いなく高まる。

    読んでおいて損はない1冊。SNSへの投稿についても色々考えさせられた。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1972年神奈川県生まれ。国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 副連携室長。中央大学大学院 客員教授。内閣府消費者安全調査委員会専門委員などを兼務。専門は、ヒューマンエラー(人間の間違い)、安全工学、認知心理学。カリフォルニア大学サンタバーバラ校への交換留学を経て、東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。著書に『「事務ミス」をナメるな!』『「マニュアル」をナメるな!』(ともに光文社新書)、『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』『防げ! 現場のヒューマンエラー』(ともに朝日文庫)、『多様性工学』(日科技連出版)など。

「2023年 『テストに強い人は知っている ミスを味方にする方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中田亨の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×