BCGの特訓 ―成長し続ける人材を生む徒弟制

  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532320263

作品紹介・あらすじ

最強外資系コンサルファームのプロ養成講座。秘伝のノウハウを初公開!

感想・レビュー・書評

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  • 人材育成に悩んでいたので読んだ。

    人が成長するための要件は何か?成長を実現するためにどうすればいいか?ということをまとめている本。

    書いてあることは当たり前のことばかりで、平常時に読んだら「そりゃそうだ…」と思っていたかもしれないけど、

    今人材育成に悩んでいる
    =「一体どこで躓いてるんだ…?」と悩んでいる訳なので、

    成長に必要な当たり前のことを言語化して形式知化してくれている本書は考えの整理に大変役に立った。

  • 2023/01/21読破


    「育成」に関して、育成される側と、育成する側の両方の視点から考えられたメッセージが多く記載してありました。

    著書にもあるように、実践内容を言語化すると「当たり前のことが多い」と記載がありましたが、感想としては、当たり前のことを継続して実施することが大切なんだなと改めて実感しました。

    マネージャーとして中間管理職になった今、どちらの視点も学びになりました。
    今後は、育成する側の「責任と自覚」、ハンズオフとハンズオンの「折衷案」にアンテナを張って成果に変えていきたいです。

  • この手の本としては、また現役コンサルタントが書いたものでは珍しく、駄作です。
    経験談を基に書いているのですが、自分の雑感のようなものが多々あり、かつ出てくる経験がシャビーで、参考になりません。
    随所にコンセプトチャート(挿絵)があるのですが、何を言っているのか、理解に苦しむものが多々あるという印象を持ちました。

  • 2015年出版。コンサルティングに携わる人間に限らず、仕事をし成長をするという過程に対するポイントがよくまとめられているように思った。成長に必要な要素、なぜ伸び悩むのか、また育つ人と育たない人の差は何か・・・。自分に当てはまるネガティブな部分も多く、身につまされる思いだった。本著の全部が正しいのではないかもしれないが、少なくとも業務に取り組む姿勢の参考にはなると感じた。

  • あまり参考にはならなかった。
    期待したわりには。
    出来ているかどうかは別にして、
    分かっていることが多かった、
    ように感じる。
    堅苦しさも感じた。それも要因かもしれない。


  • 世界有数の戦略コンサルファーム、ボストン・コンサルティング・グループ。
    その現役コンサルタントが、秘伝の育成ノウハウを初公開!
    誰も教えてくれなかった、「本物のプロフェッショナル」への扉がいま、開かれる!


    いくら世界のエリート本をたくさん読んで、スキルをみがいても、
    それだけでは決して一流の域に達することはできない。

    伸び悩みを突破し、「成長し続ける」人材になるために必要なことは何か。
    本書では、多様な人材を超高速で戦力にまで磨き上げる「BCGの特訓法」を紹介する。
    現役のコンサルタントが、自社のやり方を明かすのはきわめて異例のこと。
    育てる側も、育てられる側も必見の1冊だ。

    ・跋扈する「スキルマニア」、蔓延する「チェックボックスメンタリティー」
    ・優秀だけど成果が出ない人。便利に使われ続ける人
    ・成長は手段に過ぎない
    ・今優秀な人より、これから伸びる人になれ
    ・会社は学びの場ではあるが、学校や研修機関ではない
    ・あなたは「あこがれのあの人」には決してなれない
    ・あなたのその強みは、プロとして通用するレベルなのか?
    ・頭を使わず、ただこなすだけの作業など存在しない
    ・一流は、すべての行動に理由がある
    ・「これから3週間、あなたを鍛えます! 」
    ・「最近どう?」から特訓は始まる
    ・「その目標は、ただのスローガンだね」
    ・なぜそうしたのか、なぜそう「しなかったのか」を厳しく問う
    ・「部下が育っていない」というマネジャーは、マネジャー失格
    ・チームとして成果を出すことと、育成をトレードオフと考えてはいけない
    ほか

  • 学ぶ姿勢とどのような観点で仕事をしたら良いかについて書かれている。対象は、育成者と育成される側双方でBCGの実例を元に解説されている。特に興味深かったのは、人材の多様化と中途採用の普及による育成マネジメントであり、今と昔では、期待する能力も違う。それらは、コンサルタントの能力に近いという点でした。

  • 部下育成にやくだちそう
    複数人でどう育成するか議論したりするらしい。

  • BCGの人材育成の考え方と実践方法がまとめられた本。特に以下の点が参考になった。

    ●成長のためのマインドセット
    ・他者への貢献に対する強い想い
    ・何度もチャレンジを継続できる折れない心
    ・できない事実を受け入れる素直さ

    ●努力を成長に繋げる方法
    ・正しい目標設定+正しい自己認識
    ・目標と現状の自己認識の差を埋めることが成長

    ●学びの面積を増やす法則
    ・学べる時間自体を増やす(量)
    ・時間当たりの学びの効果を増やす(質)
     →常に学びの種を探し続ける
     →自分の目を肥やしてインプットの質を上げる
     →ネクストバッターズサークルから見る
     →経験を因数分解して広く応用する
     →実践して高速かつ大量に学びのPDCAを回す

  • 思考や行動における落とし穴がとてもよくわかる本です。

    自分自身のクセを知らなくては自分の強みが自分の足を引っぱることもある。

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著者プロフィール

ボストン コンサルティング グループ マネージング・ディレクター&シニア・パートナー。BCGコーポレートファイナンス&ストラテジーグループのグローバルリーダー。ハイテク・メディア・通信グループ、およびトランスフォーメーショングループのコアメンバー。京都大学経済学部卒業。HEC経営大学院経営学修士(MBA)。国際協力銀行を経てBCGに入社。BCGパリ・オフィスに勤務した経験もある。共著書に『BCG 次の10年で勝つ経営――企業のパーパス(存在意義)に立ち還る』『BCGの特訓――成長し続ける人材を生む徒弟制』『BCGが読む経営の論点2018』(日本経済新聞出版)。監訳書に『戦略にこそ「戦略」が必要だ』(日本経済新聞出版)。

「2021年 『BCG「最強(グレート)」を超える戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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