OPTION B: 逆境、レジリエンス、そして喜び

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532321598

作品紹介・あらすじ

すべては、著者シェリル・サンドバーグが
休暇先で最愛の夫を亡くした瞬間から始まった――


生きていればだれだって苦難に遭遇する。
そういうとき、考えるべきは「次にどうするか」である。
完璧な人生なんてあり得ない。
だからみんな、なんらかのかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない。
この本は、だれもがオプションBをとことん使い倒せるようにするための本である。
――「はじめに」より


「オプションB」とは、「次善の選択肢」のことだ。

だれであれ、「バラ色」だけの人生はあり得ない。
「最良の選択肢(オプションA)」ではなく、オプションBを選ばざるを得なくなったとき
その逆境からどう回復すればよいのか。

夫を失ったシェリルに、友人で著名心理学者のアダム・グラントが教えてくれたのは、
人生を打ち砕く経験から回復するための、具体的なステップがあるということだった。

回復する力(レジリエンス)の量は、あらかじめ決まっているのではない。
レジリエンスは、自分で鍛えることができるのだ。

人生の喪失や困難への向き合い方、逆境の乗り越え方を、
世界的ベストセラー『LEAN IN』著者と『GIVE & TAKE』著者が説く。

感想・レビュー・書評

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  • ページをめくるたびに涙が溢れて、なかなか先にすすまず、、、1カ月くらいかけてゆっくり読みました。。。

  • 最愛の夫をなくしたシェリルサンドバーグ自身の体験をベースにその周りの人、世界で困難な状況にある人たちの話を織り交ぜながら苦難な状況に対するレジリエンスの育み方を紹介している。
    失意のどん底ともいえる状況から新たな「普通」の状態にたどり着くまでの姿が10章をかけて描かれている。
    彼女ほどの辛い経験はしたことがないけれども、自分の中で辛かった経験から前半の半分にはかなり共感した。一方後半に関しては子どものレジリエンスについての章があることを抜きにしてもなかなかその考え方にはならないなと思う部分もあって、まだ自分は「普通」にたどり着けていないのかもしれないと思った。

  • つぐみさん推薦

  • 非常に感銘を受けた。

    3つのPへの対応を具体例だらけで、いつものアメリカの本のようにね、説明してくれた。

    2度読み必須

  • 折れた後の「次の手」



    「オプションAはもう無理なんだ。ならば、オプションBをとことん使い倒そうじゃないか」

    完璧な人生なんてありえない。だからみんな、なんらかたちの「オプションB」を選ばざるを得ない

    騒音実験が教えてくれるように、「ボタン」は問題を解決しなくても、そこにあるだけでプレッシャーを和らげることができる

  • 尋ねない友人というのはそのとおりで、誰だって本当は話したいよね。

  • 夫を亡くした著者が逆境から立ち直るまでの過程と葛藤をもとにした「レジリエンス」のケーススタディ。

  • 夫を亡くして、あまりにも辛くて、なにかないかと思って検索したらこの本があったので読んだ。
    書いてある通りの心境で、「こうするといい」とかの方法論の前に、「同じ心境の人がいる」ことに安心感を覚えて心が癒された。
    まだ亡くして1ヶ月なのでまだまだ次のステップとはいきそうにないけど、何かを楽しむことへの罪悪感は少なくなったと思う。

    先日夫が生前お世話になった方々へ挨拶周りをしたのだけど、「彼は内緒で○○してたっていつも言ってた」「お小遣いが少ないって愚痴をこぼしてた」「最近ダイエットしてたの、あれが悪かったんじゃない?」と言われ、最悪だった。恐らく彼との思い出として言ってるんだろうけど、私への悪意のように思えてしまって、散々泣いてようやく挨拶に回ったのにまた寝込むハメになった。

    落ち込んでいる人に対してなにをしたらダメなのかが分からない人は読んだ方がいいと思う。

  • 人の死を乗り越えることでレジリエンスを言語化する話。

  • 女子栄養大学図書館OPAC ▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000047399

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著者プロフィール

フェイスブックCOO リーン・イン基金理事長
フェイスブックに加わる前は、グーグルでグローバル・オンライン・セールスおよびオペレーション担当副社長、財務省首席補佐官を歴任。マッキンゼーでコンサルタント、世界銀行で調査アシスタントとして働いた経験もある。ハーバード大学にて経済学の学位、ハーバード・ビジネススクールにて経営学修士(MBA)を取得。

「2018年 『LEAN IN(リーン・イン)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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